実験日はいつだったか…あれは夏の頃・・・。
　確か僕が中学受験に燃えてた頃だから…２、３年前か…？
　まあとにかくそんな時期にした実験です。

　…僕はちょっとガラの悪い服装でちょっとガラの悪い友達３人と遊んでいた。
　女は僕一人。後は皆男。
　その日の僕の服装。
　なんかやくざ屋さんとか族の人が着るようなトップ。
　革パン。革の黒ブーツ。
　ごついシルバーアクセ<がばらばらと。
　あとグラサン。化粧もちょっとしてた。

　さて。じゃあ何故この実験をするハメになったか。
　その原因となる会話を…。（記憶に残ってる会話なので微妙にアレンジ有り。）

友人Ａ	「あっつ〜！！」
友人Ｂ	「つーか夏だから当たり前じゃん…でもまじ暑いな…」
僕	「コンビニかどっか寄ってアイスでも食べない…？」
友人Ｃ	「今日俺あんま金持ってきてね〜よ」
僕	「アイス買うぐらいあるだろ〜？１００円とかその位じゃんよ」
友人Ａ	「つーかもうどうでもいいから早く行こうぜ。 　買うにしろ買わないにしろコンビニ涼しいし」

　そういうわけで僕等は自転車をキコキコこいで某コンビニミニストップに向かった。

友人Ａ	「俺ソフトクリームにするわ」
友人Ｂ	「俺これ。（ガリガリ君）」
友人Ｃ	「俺これでいいや。（１００円アイス）」

　僕はなんとなくハロハロが食べたくなったのでハロハロを頼む事に・・・。

店員Ａ	「いらっしゃいませ〜。」
僕	「あの〜ハロハロください」
店員Ａ	「（くすっ）〜〜円になります」（いくらか忘れた・・・）
僕	「・・・（何で笑うのさぁぁぁぁ？！！）」←心の声

　そして店を出る時の店員の声。（僕は微妙に地獄耳なのだ）

店員Ａ	「さっきの子見た？ちょっと笑っちゃったよ〜」
店員Ｂ	「し〜っ。聞こえるわよ。でもハロハロ頼むとはね〜」

　ちょっとくやしくなる僕。皆に話す。
　しかしこれが失敗だった。

友人Ｂ	「本当？まじ？」
友人Ｃ	「だったらさぁ、他の店でもどういう反応するか見てみようよ」
僕	「その反応を見るのは…っていうか実験するの誰よ？」
僕以外	「お前」（僕指差してる）
僕	「んなっ？！人を指差しちゃいけないっておか〜さんに言われなかったの？！ 　おか〜さんはあんた達をそんな子に育てた覚えはありません！！」
友人Ａ	「でもほら。言い出したのお前だし」
僕	「言い出してねぇし・・・（涙）」

　というわけで僕は雰囲気に流されてリトマス紙になる事に…。

　さっきの店Ａでは・・・笑われた。
　さぁ次だぁぁ！！
　となりの駅のコンビニに！（隣駅まで行くところが馬鹿４人）

店員	「いらっしゃいませ〜」
僕	「ハロハロ下さい♪」
店員	「かしこまりました。少々お待ち下さい」
僕	「（ん？反応普通だなぁ…？）」
店員	「（準備しながら恐る恐る僕の方観察してる）」
僕	「（…まさか…怯えてるのか？！）」
店員	「おまたせいたしました。〜〜円です」

　店Ｂ…、店員が怯えた。
　そんな調子で店Ｄまで行きました。（全部食べた）
　そしたら僕の体に異変が！

僕	「・・・」
友人Ｃ	「お前ちょっと顔色悪いぞ」
友人Ａ	「しかも顔悪いぞ」
僕	「それはもともと・・・（ちょっと弱弱しい）」
友人Ｂ	「どうした？」
僕	「寒い・・・」

　明らかにアイスの食いすぎ。
　よってリトマス紙交代。
　僕が友人Ａを指名（ちょっとした復習）

　さぁ店Ｅへ！！

店員	「いらっしゃいませ」
友人Ａ	「あのぉ〜ハロハロ下さい〜。（ちょっとガラ悪いぞ・・・）」
店員	「はい・・・しょうしょうお待ちください（あからさまにビビってる）」
友人Ａ	「（笑いをこらえてる）」
店員	「お待たせいたしました。〜〜円です。 　（友人Ａが笑ってるのを見てちょっと怒った様子）」

　これは・・・怯→怒なのか・・・？

　結局また数店舗まわった後、友人Ａも寒くなってきたので実験終了。
　友人Ｂ，Ｃは僕と友人Ａの慈悲（笑）によりリトマス紙の刑（何）から逃れた。

●結果

店Ａ	笑う
店Ｂ	怯える
店Ｃ	微笑。素敵なお姉さんよありがとう・・・ （心の支えになったらしい）
店Ｄ	この頃からちょっと僕の顔色悪かったのかな？ 心配そうな顔→怯える
ここでリトマス紙変化→交代
店Ｅ	怯える→友人Ａの態度により怒り
店Ｆ	笑う
店Ｇ	無表情（強者つわものだ！）
店Ｈ	怯える
店Ｇ	笑う

●感想

• ハロハロの食べすぎは良くない
• 客の態度も重要
• 店Ｇは強者つわもの
• 多くの店員は客のイメージと客が頼んだ物のイメージがかけ離れてると笑う！！ｏｒ怯える！！

私がコンビニ店員やってた時は、いちいち客の顔や恰好なんか気にしてなかったけどなぁ。 　だから、たとえエロ本買おうがコンドーム買おうが、全く普通に対応してました。 　皆さん、恥ずかしがらずに堂々と出そうね。店員は意外と気にしてないから。 by 神楽坂博