[<=] [] [↑↑] [=>]
投稿実験レポートNo.082
リカちゃん人形と話がしたい!




投稿文章

 これは私が5歳の時に実験してみました。
 というか、リカちゃんとどうしても話したかっただけです(現在中1♀)。


●道具
  • テレカ(家の電話だとお金掛かるから)
  • 公衆電話(近くのコンビニで)
  • 電話番号のメモ
  • ヒマな友達(1人)


●実験実行
 それは幼稚園がやっと終わった午後…。
 お母さんには「○○ちゃんと遊んでくる」とだけ言い残し、リカちゃんとお話するということはヒミツにしていた…。
 ポシェットにはハンカチとくしなどと一緒にリカちゃん(思い込み)の電話番号のメモもキチンとしまい、いざ出発!
 ついでにヒマそうなクラスメイトも誘った(その人が○○ちゃんなので、嘘はついていない)。

 ついに近くのコンビニに到着。
 ○○ちゃんは「なにするのぉ?」と聞く。「リカちゃんとはなしたくない?」と私。
 ○○ちゃんは「ジェニーちゃんのほうがかわいいよぉ?」と言う。
 なんて奴だ!
 しかし、このさい人形と話せれば誰でもいいのだ!

 公衆電話前到着。
 この頃は携帯電話もまだ普及してなかったため、順番待ちになった。
 そしてついに私たちの番!。すでに友達は眠そうだった。
 「おひるねちたい…」(かってにすれば)

 緊急事態発生!
 背が足りずに受話器に届かない!!!

 すると丁度外に出てきた店員さんが受話器を取ってくれ、そしてテレカも入れてくれた。しかも電話番号も入力してくれた。
 …友達は座り込んで半目でとても眠そうだった。でも、リカちゃんと話せる喜びを、ようやく○○ちゃんはわかってくれたようだ。
 けして弱音は吐かなかった

 親切な店員さんのおかげで、耳元に「プルルル。。。。」という音が聞こえる…。
 友達も立ち上がり、受話器をよこせとせがむ。(テレカは私のものだ。私優先だ)

「はぁ〜い!!。私、リカよ!!!」
 ついにあのリカちゃんと喋れるのだ!
 …しかし、一方的に喋られた上に一方的に切られた
 たしか。

 あまりのショックにまたリカちゃんに電話し、今度は○○ちゃんにも聞かせた。

「なにこれ〜。リカちゃんってこんなに声高いのぉ?おもしろ〜い!」
(…しあわせものだなぁ。しょっくじゃないのかな…)

 そのあと最後まで電話に付き添ってくれた店員さんにお礼をいい、とぼとぼと帰ったのが私の記憶の中で3番目に古い出来事だ。

●結果
 これって結構成功だと思う。
 あの店員さんがいなかったら電話なんて掛けれなかったし、○○ちゃんは眠気も吹っ飛んだようだし。
 確かにリカちゃんの声の高さにはビックリしたが。
 うん。成功!

●感想
 友達の○○ちゃんのわがままには正直驚いたが、一応可愛かったし、怒る事はなかった。
 元々ケンカのようなややこしくなるコトは嫌いだったため、結構楽しかった。
 とぼとぼ帰ったのは事実だけと。
 なにより店員さんの優しさと、射手座特有の行動力を強調するべきだ!そして○○ちゃんのわがままな中の愛嬌も見ものだと思う。
 こういう体験っていいことだし、きっと将来役に立つ。そして幼い頃から自立心があったということがエライと思う!
 そしてなぜ電話の内容は覚えてないのでしょう…。
 そしてなぜ幼稚園児にして既に冷めた道言が多いのでしょう…


管理者の意見,感想

 幼稚園児って、周りが思ってるよりずっと考え方がしっかりしてるもの。
 ‥‥本人にしてみればね。
 実際、大人になって考え直してみると、所詮は幼稚園児の考えることってなるんだけど。
 しかし、たしかに幼稚園児にしては妙に冷めてるところはあるけど、こんなサイトに投稿するって事はまだまだ遊び心を持ってるって事だし、結局は心配する必要なかったって事ね。

by 神楽坂博


前のレポートへ 実験レポートのもくじへ トップページへ 次のレポートへ
inserted by FC2 system