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投稿実験レポートNo.271
キャプテン翼のスカイラブハリケーンは本当に飛べるのか?



投稿文章
●実験動機
 とにかく飛んでみたかった。


●実験説明
 とにかく飛んぶ。
 ひたすら飛ぶ。
 1人では飛べないくらい高く飛ぶ。
 できれば体育のサッカーの時間にためしてみる。


●用意する物
  • 並々ならぬ好奇心
  • 友達。ほんとは2人だけど結果的に4人。
  • キャプテン翼の立花兄弟をとりあえず知っておくこと。(知らなければ何のことか分かりません)


●実験
 中学3年の秋ごろ(もう10年前のこと)いつものようにいつもの仲間と昼休みを2階体育館前で過ごしていた。

「なんか最近することないな〜。」
友人M 「・・・スカイラブハリケーンてどれくらい飛べるんかな〜。」
友人K よっしゃ!、練習して体育の時間にためしてみようや。」

 この一言で仲間5人が一致団結。5人で話し合いの結果、一番最初に僕が上になって飛ぶことになったいつもこういう役ばかりまわってくる)
 がしかし、さすがは漫画の世界である。下1人、上1人だと下の人間1人の脚力では支えきれない。
 しぶしぶ、下2人と上に乗る僕の支え役1人の計4人で試してみることになった。

「ワン・ツー・スリー!で思いっきり足のばせや!」
友人K 「じゃあいくぞ!・・・ワン・ツー・スリーーーー!」
友人M うわっ、すげーーーー!

 なんと、4.5メートルはある体育館の屋根が余裕をもってのぞきこめる

「今のどれくらいとんだ!」(すごい興奮しながら)
友人M 「体育館の屋根みえたってことはだいたい2〜2.5メートルくらい飛んだやろ〜!」(やっぱり興奮しながら)
友人K 「すげーなー!もっかいやってみよーや!」(これでもかっ、てくらい興奮しながら)

 次は僕の右足下に友人E、左足下に友人K、支え役に友人Mで試してみることになった。

「今のどれくらいとんだ!」(すごい興奮しながら)
友人K 「いくぞっ!ワン・ツー・スリーーーー!・・・あっ。」

 ほんの0.5秒くらいだと思う。下二人の脚を伸ばすタイミングがずれた。
 僕はさっきとほぼ同じ高さの4メートルぐらいのところで半回転し、頭からまっさかさまに落ちた。


●実験結果&注意
 成功すれば一人では出せないジャンプ力を出すことができる。ほんとに飛べるとはおもわなかった。感激!
 但し、下二人の体格はほぼ同じ位の人選をすること、3人が足をけるタイミングを確実にあわす集中力が重要である。
 でも実際できたからって使い道ないんですけど・・・。

 その後、20分ぐらい気を失っていたらしい。周りの楽しそうなざわめきと、「どんっ!」といういや〜な感じの音で意識がもどった。

友人M 「おぉ〜、やっと目〜さめたか〜。」
友人K 「まじで死んだかとおもったわ〜。」

 「おいっ、お前ら何とかして保健室ぐらい連れて行けよっ!!」とすこし文句でも言ってやろうと思ったが、僕の横を見ると(今までは出てきてなかった)友人Nの姿がっ!

「おいっ、Nどーしたん?」
友人M 「お前が目さめる前に飛んだら同じことになってずっと倒れとるままやねん。」

 おいっ、だから誰か呼べってばよー!

 そして僕たちの最終目的だった体育のサッカーでは5人チームだったので言うまでもないが、4人費やすことはできなかった・・・。


●感想
 言うまでもないが、ほんとに危険な技である。
 ほんとに飛びたいと切に願う若人以外は絶対まねしないでください。
 でもちょっと違う世界がみえますよ。


管理者の意見,感想

 ネットで調べたら、実はスカイラブハリケーンを試みた人は結構いたりしました
 意外や意外、実はメジャーな実験やったのねぇ。
 さて、スカイラブハリケーンを実際にする時は、大変危険なので、補佐付きでゆっくり行いましょう。
 でも、一応は使えるのね。
 すげぇぜ。

by 神楽坂博


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