●必要なモノ

• 野菜
• 暖かいと感じる位の気温

●実験（事件）

　この日は台風一過とあって、雲一つ無く、暑い日でした。
　しかし、この時はあんな大事件があろうとは誰も知る由はありませんでした・・・

　この日の中休み（２時間目が終わった後にある２０分の休みのことです）、友達が何気なく言った一言。

　　Ｔ「なんか虫多くない？」

自分「確かに・・・」

　教室の周りをよーく見渡してみると蝿みたいなのが無数に飛んでいる。
　特に後ろの上着をかける所には虫が沢山止まっている。周りの女子達も騒ぎ始める。
　そして何かおかしいぞ、という事で後ろを友達らと調べました。
　やがて目に留まったのはぽつんと立っている水色のバケツ。
　この周りだけ妙に虫が飛んでいる。

Ｒ「調べてみよ？」

　中に入っていたのはビニール袋。
　取り出して調べてみたらざっと虫が５０〜６０匹。
　それを見た女子が一目散に

「ぎゃあああああああああああ」

　と声を上げながら廊下に出ていってしまいました。
　更に中に入っていたのは米粒大の物体。そして黒い塊。更に蠢いている白い物体。
　歓声を上げながらギャーギャー騒いでいると、他のクラスも集まってきました。
　そして男子がビニール袋を持って女子を追いかける始末。
　このままでは学校が危ない！（？）と担任に女子が報告に行った所。

「畑に埋めてきなさい。」

　という事で虫が平気な（球根を埋める時に蚯蚓で遊んだりしてる、）女子と、俺と友達とで畑の端に埋めました。

●結果・結論・感想

• 埋めにいって戻ってきたところ、
  担任：「気温が高かったからねぇ、土だけだと思ってた（笑）」
  ・・・笑い事じゃ無いんですけど・・・。
  
• ３時間目は虫がまだ多くて授業所じゃ無かった。
• Ｒ曰く、あの米粒代の物体は卵、蠢いている白い物体は蛆うじだったらしいです。
  
• 黒い物体はずっと前に埋めた（はずだった）ジャガイモだったらしい（先生談）
  
• まだマシな涼しい北海道に住んでて良かった・・・
  

蛆うじって、『はだしのゲン』の中だけのもので、この日本ではそうそうお目にかかれないものと思ってたけど‥‥。けっこう簡単に見れるのね。 　ところで、はだしのゲン年表を見ると‥‥、 　1981年8月：広島で「オペラ・はだしのゲン」初公開。 　　　1996年：ミュージカル「はだしのゲン」（木山事務所）初上演。 　オペラやミュージカル‥‥？ 　どー考えても、合いそうにないんですが‥‥。 by 神楽坂博