うちの学校には歯周病予防で有名なリス○リンを持ってくるＭというやつがいる。
　ある日そいつがいつもどうり、リステ○ンを口に含んだ。ただいつもと違う点はそれを含んだのが授業開始１０秒前だったこと。
　そのときからＭの４０分1本勝負が始まった。
　その時俺はＭがなぜそんな時間に含んだのかはわからなかった。

●授業開始

≪５分後≫

　ＭはとなりのＧと筆談をはじめた。
　その時の内容は

Ｇ：どうだ？

Ｍ：口が痛い。

Ｇ：ギブする？

Ｍ：いやまだいける

≪１５分後≫

　Ｍが机にうつ伏せになる。

Ｇ：なんでこんなことやった？

Ｍ：Ｎがやれって

Ｇ：ハァ？お前何マジにうけてんだよ！

　ちなみにここに出てくるＮというのは、このような無理難題を人に押し付けその様子を楽しむといういじめっ子タイプのやつです。
　今回はＭとＮは賭けをやってたらしいが賞金がたった１００円だったらしい……

≪２５分後≫

　Ｍが小刻みに震え出す。

Ｍ：これってイジメじゃない？

Ｇ：じゃあやめればいいだろ。

Ｍ：いや、俺は負けない！！！

　Ｍが変な意地を見せはじめた。

≪３５分後≫

　Ｍが動かなくなる。
　このとき俺はリステリ○を買わない決意を固める。

　そして運命のチャイムが！

　それとともにＭは洗面所へ。
　Ｍが○ステリンをはいたことを確認、このときＭは勝負に勝った。
　が、予想どうりＭはしばらく口の中が痛いとわめき続けた。

　結局、Ｍの○ステリン伝説と中身が少しだけ残った、以前はみんなに使われていたがその後誰も使わなくなったリステリンのボトルだけが残った。