●実験の動機

　友達が使用している醤油とソースを入れ替える。
　その時の反応は？

●用意するもの

• 注意力がなく、ばれても仲が決裂しない友達
• 回転するテーブル
• 醤油とソースの区別があまりない容器
• 実験をしていてもただ見守ってくれる仲間
• 普通醤油を使い、ソースを使うとまずくなる料理
• ちょっとした勇気

●実験趣旨

　よく言われるネタだけど、本当にするとどうなるか？

●実験

　あれはクラスの親交を深める学校の旅行？のようなものだった。
　そこの施設は俗に言う「自然の家」とかいう公共施設だった。
　食事はレストラン（というより食堂）でとった。
　そこはバイキングで、６、７人が座れる丸いテーブルで真中が回転する中華料理店のような代物だった。
　そこの食事の中でたまたま醤油ご飯の話が・・・・。
　そして友人のＹ君が即実行！
　まあまあいけるらしい・・・・。
　そして別の食事の時味をしめたＹ君はまた醤油ご飯を食べようと醤油を手に取りかけたが、お茶をとりに席を立った・・・・・・・・。

　彼の席の前には醤油。向かい側の私の前にはソース。まさに千載一遇のチャンス！！
　回転テーブルを１８０度回転させ、彼が来るのを待った。
　そこで隣のＭ君が気づいたが、何も言わなかった。

　やっとＹ君が戻ってきた。
　私には緊張と笑いを必至にこらえた。
　そして彼はおもむろに醤油であったソースをご飯にかけた。
　と、その瞬間Ｙ君は、

「あっ！！」

と大声を出した。
　『やばい、気づかれたか？』と焦る私。
　しかし、彼が放った一言は、

「あっ、掛けすぎた！！」

　このような事態が発生するとは思いをしなかった私はつい笑ってしまった。
　怪しがる彼にＭ君が一言。「それ、ソースだよ。」その一言でやっと気づいたらしい。
　私に怒りながらも醤油ご飯ならぬソースご飯を食べたが、相当まずいらしい・・・
　念のため私も試したが、人間が食う食べ物ではないらしい。

　そのあと、少し叩かれただけで事態は終わった・・・
　私が彼にとって要注意人物になったことは言うまでもない・・・・・

●実験結果

• 容器が似ていると以外に気がつかない。
• 普通にまずい
• やる時は言い訳を考えておこう

●感想

　あのとき、醤油を使う理由をちゃんといい、笑わなかったら責められる事はなかっただろう・・・・
　まじで成功するとは思わなかった・・・

しょう油とソースを間違える。 　そんなときにガッカリさせないためにはどうすれば良いか？ 　たとえば、しょう油とソースの横に、コーラの入った容器でも置いておくのはどうだろう？。 　しょう油とソースを間違っても「コーラと間違えるよりはマシだったなぁ」って思えて、少しは心安らぐかも？ 　で、コーラと間違えてもいいように、その横に墨汁が入った容器を置いて、さらにその横にはコールタールを‥‥ by 神楽坂博