●実験動機

　空腹で、僕の持ち合わせも少なかったので。

●用意したもの

• 人間‥‥‥‥僕と友達ＧとＫ
• 金‥‥‥‥‥２００円

●はじめに

　高校の友達に会う為にとなり街まで来たは良いが、全くやる事無し！
　７月中旬という事もあり、何処かで涼もうと“○イエー”に行った事が始まりだった。
　だが、この時点で昼食を食べていないのが３人中２人いたのだ。
　金もあまり無いし、試食品でも食べに行くか！、とデパ地下の食品売り場に入ったはいいが…
　試食コーナーがどこにも無い！
　やっとの事で見つけたのが天ぷらとかをパックに入れるコーナー（試食と勘違いした）
　これなら買えるな…
　だが、折角なけなしの金を使うのならもう少し奇抜なものに使おう！、そしてそれを食おう！
　という事で実験開始！

●実験

　他の人とはちょっと違った視線で食品売り場を徘徊する３人。
　焼肉売り場をうろついていると、

僕	「おぉ！これなんか安くていいんじゃないか？」
Ｇ・Ｋ	「どれ？」

　僕が手に持っていたのは焼肉に巻いて食べる野菜（葉っぱみたいなヤツ）だった。
　何の迷いも無くそのままレジへ。

〜ＣＤショップ編〜

Ｋ	「これをどこで食べるんだ？」
Ｇ	「ＣＤショップとかは？」

僕 「エレベーターを使おう」

　３階に到着。
　両手に葉っぱを持ちながら、ＣＤショップへと歩いて行く。

周囲の人の反応‥‥

　僕達が確認した所、案外気づいてくれない人が結構いた。
　気づいた人は、僕達３人よりも食べている物に目が行っているようだった。

〜街頭編〜

　葉っぱを全て食べ終わったので、次は油揚げに挑戦した。
　出口を出た所で油揚げに食いつく。
　と、ここでアクシデント！

Ｋ	「ゴホッ！ゲホッ！」

　どうやらＫは油揚げを気管に入れてしまったようだ。
　そのまま近くのコンビニへ。
　Ｋが飲み物を飲んで一息付いたところで最後の油揚げが無くなり実験終了。

周囲の人の反応‥‥

　ＣＤショップより気づいてくれる人がいた。
　やっぱり食べ物に目が行っているようだった。

●結果

　案外、気づいてくれない。
　気づいた人は僕達よりも食べ物に目が行ってるようだった。
　コンビニに入った時、店内の女子高生に奇異の視線を向けられたのが結構辛かった。

食べてるの、気付かれてない訳じゃないよ。 　ただ、みんなあんまり関わりにならないようにしてるだけじゃないんかなぁ。 　なお、もし私が見たら‥‥「かわいそうな子なんだなぁ」って思うでしょねぇ。 by 神楽坂博