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投稿実験レポートNo.201
ドライアイスで遊ぼう!



投稿文章

●用意する物
  • 丈夫な焼酎の瓶(たしか宝焼酎2リットル)
  • 無謀な勇気(自分)
  • 無謀な肉体(自分)



 この実験を行ったのは、物心がついて数年の経った高校1年の頃、何でも興味のある年頃です。
 ある日、高校から家に帰ると、母が生協から届いた品物を分けている。
 そんなのを何気なく見ていたら、何と科学の申し子とも言うべき僕の血がうずくではないか。
 もなかアイスが入っていた袋の中には(それはそれでやった!!)大きな大きなドライアイスがあるではありませんか!
 既に数々のドラマを生んできたドライアイス
 フィルムケースの中に水と一緒に入れて、人通りの激しい道ばたに置いておく。
 勢いよくはじける、フィルムケースのフタ。
 驚く僕&通りがかりの人々!
 なんていう楽しい時間を過ごしていました。
 しかしそんな、子供じみたお遊びは中学校時代で終わらせました。

 高校に入ったのだから、遊びもレベルアップします。
 まずは、ドライアイスを焼酎の空き瓶(とってがついた丈夫なやつ)に砕いていれます。
 そして、ドライアイスのたっぷり入った瓶にお湯を少々入れてフタを締めればできあがり。

 そんな遊び心を持った自分を誰が責めることができるでしょうか。

 結果、ウキウキと焼酎を持って、この中身をどうしようと考えていた自分の欲望と家の窓ガラス2枚を巻き込んで爆発
 四散しました。

 瓶を持っていた自分は、映画マトリックスを観ているかのようにガラスが飛び散る瞬間を目にし、避けるまもなく、手を顔を身体をガラスの破片が切り刻んでいきました。
 包丁みたいに鋭利なガラス(これは窓ガラスか?)が腹に突き刺さったときにはどうしようかと思いましたが、何とか医者に行かずに顔に5点、手や腕に無数、腹に2点の裂傷を母親に怒られながら手当をしてもらいました。


 それから8年経ちましたが、未だに手の平の中に残るガラス片が寒いときに痛みます。


●教訓
あまりにも無茶なことはできない


管理者の意見,感想

 うーむ、発想は良かったけどねぇ‥‥。
 そーいや昔、金属ナトリウムの固まりを学校の池にドボーンと投げて、遊んでたなぁ。
 水の上を火柱あげて進んでいく姿は、結構爽快でした。
 しかし、よくよく考えたら結構お金掛かってるよなぁ、あれ。

by 神楽坂博


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