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投稿実験レポートNo.196
危機一髪大富豪!



投稿文章

●はじめに
 私、こんな実験をはじめてしまったことに大変後悔しております。(笑)
 と、いうのも、4人でこの実験をしていたのですが、そのうち2人がとんでもないことになってしまったのです。(合掌)
 それでもって被害者2人加えて実験者4人も結局は大変なことになってしまったのです。
 おかげで先生に呼び出されて事情聴取に。(笑)
 さて意を決して読んでくだされ。


●動機
 4人。。。
 まぁ仮に、
  • 神楽坂さん
  • けい(つまりうち)
  • 金田一少年(大好きなの)
  • 貞子(怖)
としましょう。
 その4人は数学の先生が非常に大っ嫌いでした。
 それでその先生が担当している数学をつまらないものじゃなく楽しいものにしようという素晴らしい企画です。
 そして、たまたまうちが持ってきていたケロケロけろっぴのトランプで数学の時間だけ大富豪をしたら、もうスリル満点ではまってしまって、ばれるまでどのくらいかかるかという実験を試みたのです。(うちだけの企みですが)
 まさに捨て身の実験じゃぁありませんかっ!


●持ち物
  • 大富豪をする人(うちらは4人)
  • 先生(なんでも可)
  • トランプ
  • トランプを隠すもの
  • ごまかすテクニック
  • すばやさ
  • 反抗心
  • 度胸
  • 根性
  • 楽しさ
  • 勇気


●実験
 さてさて、はじまっちゃいました大富豪。私はどっちかというと誘われた方なんです。
 気が付いたらもうカード渡されちゃって、しゃぁねぇなという感じでしました。(笑)
 ところで私、大富豪の自信はちょびっと。。。いや、ものすんごぉおおおくありまして、もぉカードを手にしたら止まらない、まさに魔術師と化すのです。(嘘)
 さっそく大富豪になりました。
 少しして先生が異変に気づく。

(%)
50
100
先生怒りのボルテージ |||||(5%)

 席は比較的自由なんだけど、誤魔化しや机の関係で私が前で神楽坂さんと貞子と金田一少年は席が後ろです。
 そのため私はカードが出しずらい。
 しかも私の番の時、心優しい神楽坂さんや金田一少年は「けいっ!けいっ!5!」とかいってやっぱりうるさいんです。

「こら。そこ!なにやってるんだっ!」

 先生も当然注意します。
 私は先生が黒板に図形を書き始めると同時に後ろを向いてすばやくカードを出しました。
 そんな感じで、一日目は終わりました。
 結果はよく覚えておりません。(スミマセヌ)

               
 貞子金田一少年神楽坂
 けい
 
 

教卓(先生)

 こんな感じの席順です。
 たいていの場合、うちは金田一少年にカードを渡します。

(%)
50
100
先生怒りのボルテージ |||||||||||||||(15%)


 2回目がやっておりました。
 ついでにいうと、うちと貞子と金田一少年と神楽坂さんは皆女です。
 そもそも学校に男はおりませぬ。女子校でございます。
 しかし先生(敵)は男です。年寄りですが。。。

 さてさて、私達はなるべく先生にばれないようにとルールを決めました。

  • 私にカードがなにかを伝える時は私の背中に文字を書く。
    (たとえば『3』なら私の背中に神楽坂さんか金田一少年のどちらかが『3』と書く。)
  • もしパスだった場合は鉛筆をトントンと叩く。
  • 私がカードを配る(何故よ)
  • カードを渡す時は私がそっと金田一少年の机の下まで手を持ってって、そこに金田一少年の手があってそっとあくまでもそっと受け渡す。

 以上です。
 しかし、問題点がひとつ。。。
 鉛筆を叩いても気づかないっ!!!!
『13』
という文字がきたのでトントンと軽く鉛筆を叩きます。

 トントン

 あれ、ゲームが進まない。

 トントントン
 トントントントントン

 早よ気付かんかいっ!

 トントントントントントントントントントントントントントントントントントントントントントントントントントントン!!!!

「うるさいっ!」

 ヒイィィィ!!!!( ̄ロ ̄ノ)ノ先生のお怒りです。

「なにやってるんだっ!そこはっ!」

 私達は一気にしんとします。
 このころからでしょうか。。。先生が私達の机の近くを暇さえあればくるよになったのは。。。
 そして鉛筆で叩いてもほとんど気づかない事が発覚。

(%)
50
100
先生怒りのボルテージ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||(37%)


 3回目。

 私達はめげずに大富豪をしつづけます。いいのでしょうか?汗
 そうそう、カードは金田一少年の机の上にのっかっているノートと筆箱を使ってたぶん上手に隠しています。
 そのはずです。(笑)

 さて、あらたなルール改正があります。
 合図を鉛筆でトントンとたたくんじゃなくて、パスの合図は貞子の顔を一瞬ぱっ!と後ろを向いてやることと決定しました。

 さすがに先生の目も厳しくなっています。そしてひんぱんに怒ってきます。
 私達は一応他の生徒達に迷惑をかけないように気を遣っているのですが、怒られます。

「ほかの人たちはちゃんと勉強しているんだからっ!」

 でも、まじめに勉強しているのは一列目だけですよ。先生。
 後の2列はやってるやつもいるけどほとんどが寝てるか話してるか小説書いてたり手紙書いてたりだと思いますが。。。汗

「ほらそこっ!」

 はいはい。。。もぉうっぜぇなぁ。。。後ろ3人がぼやきます。
 そして日が増せば増すほど慎重になってきました。  結果は比較的私と神楽坂さんがいい結果が多いです。神楽坂さんはライバルですっ!
 しかし怒られます。
 しかしパスのたび貞子の顔を見るってのも少し不気味ではないでしょうか?

(%)
50
100
先生怒りのボルテージ ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||(58%)


 四回目。

 なんでこんなに長続きするんでしょう?(笑)
 ついでにいうと今日はあの大事件が起きる前のつまり、、、最期の大富豪となります。
 そんなこと私達4人は知るよしもよしもなかったのです。

 後ろ3人は大富豪以外もぺちゃくちゃしゃべります。特に神楽坂さんと金田一少年です。
 だから怒られる回数も多くなれば大富豪のすすみ具合も遅くなります。
 さて、先生もきれてきたようすです。罵声が多いです。
 「ねぇねぇ」の「ね」をしゃべると怒ります。そうとう怒ってます。

「うるさい!静かにしろ!」
「いい加減にしろっ!」
「やる気ないんだったら出てけっ!」

 後ろ3人はそれに挑発してわざわざ鉛筆をカタカタならします。
 き、気まずい。。。(汗

(%)
50
100
先生怒りのボルテージ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||(87%)


 さて、ラストです。

 今日も仲良く元気よく笑顔が飛び散ったままの授業開始です。
 ついでにいうと今日はめでたいことに神楽坂さんの15才の誕生日でした。
 開始直後、さっそく話し始める金田一少年に神楽坂さんお二方。
 言うまでもないです。最初で話したとんでもないことの被害者は神楽坂さんと金田一少年だったのです。

 この日は神楽坂さんの誕生日だったせいか2人とも会話が弾みます。
 神楽坂さんはどうも大富豪も調子がいいです。私は悪いです。(泣)
 そして先生の怒りも頂点にっ!

(%) 0 50 100  
先生怒りのボルテージ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||‥‥‥‥(10000000%)


「そこ2人(神楽坂&金田一少年)!、出てけっ!」

 最初はいつものことだと思いました。しかし今回ばかりは違ったのです。
 先生は2人の机のところまで来て机をゆらゆらゆらしたのです。
 トランプがポロポロとこの実験の幕が終わるのを感じるように机から落ちていきます。
 むなしいですが。。。落ち具合がgoodです。(ぉぃ
 思わず笑ってしまいました。
 しかも先生興奮しすぎてトランプの存在に気づいていないです。
 すかさず貞子が落ちたトランプを拾いました。
 そしてトランプと同時に2人の筆記用具や真っ白なノートも落ちていきます。
 先生は散々荒らした後に貞子に謝りながら貞子の机をどかしました。
 そして2人の帰り道をつくってあげました。

先生 「さぁ、ここをとおって出てくんだっ!」
神楽坂 「スミマセンもうしませんから!」
先生 「今まで何度注意してきたと思ってるんだっ!
 お前達はなにをしたってだめじゃないかっ!」
金田一少年 「スミマセンでした」
先生 「いいから出てけっ!」

 さすがにいつもの雰囲気ではありません。先生、孫とでも喧嘩したのでしょうか?
 金田一少年と神楽坂さんはスミマセンもうしませんの一点張り。
 先生も降参しました。

 そのときっ!

 よくある光景です。安心したのか馬鹿にしたのか、神楽坂さんと金田一少年は顔を見合って笑ったのです。
 先生はその笑顔を見ていないはずはありませんでした。
 先生はまた戻ってきて

先生 「なんで笑うんだっ!、おかしいのかっ!?」
神楽坂 「笑ってませんっ!」
先生 「笑っただろっ!俺は見たんだよっ!。
 出てけっ!授業の迷惑になるだけだ!」
金田一少年 「笑ってませんっ!スミマセンっ!」
先生 「お前達が何度も何度もスミマセンっていうから許してやったんだ。
 だけど振り返ったら笑ってるから、反省ちっともしてないじゃないかっ!」
金田一少年 「だから笑ってませんって!」(怒)
神楽坂 「先生の見間違いです。」

 皆もじっと現場を見ております。

「笑ったっ!いいから出てけっ!」

 先生は又机をゆらします。二人はしぶしぶ出て行きました。

 そう、これはまだ幕開けです。大事件の。。。
 2人はその後前半(授業は前半後半と別れている)の方で授業をうけたのです。
 うちも正直前半の授業に行きたいです。
 そして授業が終わるがごとく即座に前半の先生に愚痴をいいます。
 先生は少し焦りながらもあやまったほうがいいんじゃないといいました。
 しかし結局は謝らずに次の授業になりました。


6回目

授業の礼をするなりなんなり先生からからんできました。

「そこ2人っ!お前なんか授業させるきないっ!後ろで立ってろっ!」

 さすがにこの言葉にはうちも貞子もぶち切れ。いや、前の回から少し切れており、その時間中先生に講義しようか考えていました。

金田一少年 「出て行ってもいいですか?」

 こんな質問も面白い。

先生 「だめだ。他の先生に迷惑がかかるだろっ!」
神楽坂 「っていうか笑ってないんですけどっ!!!」
先生 「うるさいっ!立ってろっ!」

 しぶしぶ2人は後ろで立ってます。

先生 「お互いはなれて!」
神楽坂 「っていうか笑ってないんですけどっ!!!」
先生 「うるさいっ!立ってろっ!」

 そういって無理矢理離します。
 うちらもぶち切れです。
 貞子と相談しまくりました。抗議しようかどうしようか。
 そして2人がそののち、、先生にノートを書いてもいいですかというが先生はうなずかず。。。

なんなんだこの先生はっ!

 確かに授業うるさかったのは謝るけどちゃんとノート写してたし、少しは静かにしてたのに!


 そんな感じで先生と2人の生徒はいまなお対立が続き、担任沙汰になりました。
 今日(7月1日)、担任は2人を呼びました。
 そして2人の話を聞いた時ぶちぎれました。私も貞子も。

「先生っ!『こんなちっちゃいことでぐだぐだするならお前達からさっさと折れろ』だって!?」

 うちは大声で先生に言いました。
 そして言い争いが続く事役10分。

「先生も確かにあっちのほうも悪いと思うが、でもこんなちっちゃいことでさぁ。。」

「悔しいじゃん!」

 すかさず貞子が言います。神楽坂も金田一少年も猛講義です。
 そして少しして先生は逃げるように去っていきました‥‥。


●結論
 私達は完全4日未完成だが5日できることに成功。
 静かにやってればばれる可能性は0に近い。
 随時挑戦者求む!(ぉぃ
 やっぱり大富豪は横一列でやるのが一番。
 そしてやっぱりうちは大富豪が強い。


管理者の意見,感想

 けいちゃんって確か中学生だったよねぇ。
 だったら、『出ていけ』ってのはかなり問題発言。
 なせなら、中学生は義務教育だから、生徒は教育を受ける義務があり、先生は受けさせる義務がある。
 それを自分から放棄してるんだからねぇ。
 よほどの理由があるならともかく、生徒がちゃんとあやまってるのに受けさせないってのは、あんまり明るみに出たら、この先生まずいよねぇ。
 で、2回目に「出ていくな、後ろに立ってろ」って言ったのは、先生もそのことを認識してのことだと思うよ。

 さてさて、今後だけど‥‥。
 『女子校』って事は私立なんだろうから、学校としてはあんまり上に話が行ったり、おおっぴらにはしたくないだろね。
 だから、逆にそーゆー方向に持っていったら先生は下手したて下手にでてくれる‥‥かなぁ?。
 むしろ、逆に潰しにくるかも‥‥。
 やめた方が無難かもね(^_^;。

 ‥‥というわけで、結論としては、『けいちゃんは、大富豪が強い!』ってことで。

by 神楽坂博


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