レポート提出日 | : | 2002年4月15日 |
実験日 | : | 2002年3月 |
レポート作成者 | : | Don |
まぁ、人気の券ならば金券実額の95%ぐらいで買い取ってくれるハズだから実質利率は3%ぐらい?。
でも、ここで疑問が1つ。「金券をクレジットカードで買う(売る)のは違法なハズでは?」
も・も・もしかして暴さんですか?
でも、それなら広告に載せる大胆な行動は出来ないハズ。
んじゃ、金にも困ってる事だし(笑)行ってみましょうか。
という事で実験開始!
うわー。
こえーーーーーーー!!
お化け屋敷に入る事さえためらう私にこれは酷すぎ。
でも、ここまで来て帰るのも男が廃る!。という事で、ドアを開けると店内は意外な迄にガラーンとしている。
というか、ショーケースが1つと机があるのみ。ショーケースには金券が2〜3枚入っているが、売っている気配は無い。
店員 | 「いらっしゃいませ。どのようなご用件ですか?」 |
私 | 「あのー。ショッピング枠を現金化というのを見たのですが‥‥」 |
店員 | 「それじゃ、机の前にお座り下さい」 |
店員 | 「換金ですと、全て80%の買い取りになります」 |
私 | 「は?」 |
なんじゃそりゃー!
20%なら、そこら辺のサラ金と変わんねーじゃねーか!
まぁ、話しだけ聞いて次の店に行けば良いか。と考えた私。
私 | 「あー。‥‥解りました。」 |
店員 | 「それじゃ、この紙にご記入下さい。」 |
渡された紙には、氏名はおろか、住所、生年月日、職業まで書く欄が!!
これを書いたら帰れない。一生、北朝鮮での強制労働生活だ。
そう悟った。
っていうか、誰でも思うわな。
更に追い打ちをかけるように店員がもう一言。
店員 | 「あと身分証明書をご呈示下さい。免許証で結構ですよ。」 |
私 | 「あー。身分証明書持っていないんですよ。すみません。次回にします(笑顔)」 |
店員 | 「あ、別に良いですよ。本人なら(私を越える笑顔)」 |
そして財布を見つつ、ちょっと苦しいアドリブが思い浮かぶ。
私 | 「あ!カードを忘れちゃいました(苦笑)。車から取ってきます。」 |
店員 | 「はい。解りました。」 |
歩くこと2分で2店目を発見。
あれー?これってマンションですよ・・。
とりあえず郵便受けを確認。確かに店名は合っています。
がしかし、他の郵便受けの名前にも怪しい会社が2〜3社。
っていうか、こりゃ鉄板出来レースで暴さんコースでしょう。私は裸でパレスチナに突っ込むような事はしません。
という事で、無難に3店目にレッツゴー!(笑)
3店目は割と新しい感じのビルの1室。見た目も過去2店舗と比べ安心出来そうです。
しかし、入り口を見て安心は吹き飛びました。
車に使うようなスモークが貼ってあります。
しかも自動ドア。うかつにドアの前に立てばラウンド3開始です。
気持ちを入れ直し、自動ドアの前に立つとこれまたビックリ。
中は1店目と殆ど同じです。というより、更に事務的になっています。
店員も同じ様な感じで普通の中年。そして、驚きはこれだけではありません。
店員 | 「カードでの換金は全て80%での買い取りになります。」 |
私 | 「はい。解りました。」 |
店員 | 「それではお座り下さい。」 |
私 | 「あのー。このカタログと品物は何ですか?」 |
店員 | 「あー。これは気にしないで下さい。お客様には関係の無いものですから‥‥。」 |
私 | 「(え・・・。そんな危ないものなんですか。 その件には触れないようにしますよ・・。)」 |
店員 | 「それじゃ、このお客様カードにご記入お願いします。 あと身分証もご呈示お願いします。」 |
店員 | 「あー。無いんですか。でも本人ですよね?。それじゃ良いですよ。ご記入して下さい。」 |
私 | 「え、あ、はい。解りました。」 |
店員 | 「あ、カードの方を見せて頂けますか?」 |
店員 | 「○○さんですねー。よろしくお願いします。では、カードをお返しします。 あ、ご記入を続けて下さい。」 |
店員 | 「○○さんは、いくらをご希望ですか?」 |
私 | 「1万円で‥‥。」(照) |
店員 | 「1万円のチケットは無いんですよ。」 |
私 | 「いくらからならあるんですか?」 |
店員 | 「そうですね。最低4万円ですね。」 |
私 | 「3万円からありませんかねぇ・・・?」 |
店員 | 「(渋々)・・わかりました。それじゃ3万円のを探しましょう。」 |
店員 | 「これを持って、この地図の所に行って窓口に出して下さい。 渡せば解りますから。」 |
地図と変な紙を手渡されて訳がわからないまま店を出る私。
まるで、初めてのお使いである。
紙には○駅〜○駅。と書いてあり、更に私の名前、金額、一括払いという所にチェックがしてある。
何となく臭い雰囲気を感じながらも地図の示す場所へ・・・着いて驚き!!
某旅行代理店じゃないですか!!!
知らない人居ないっつーぐらい大手の・・。
入り口の案内人に「これ、渡せば解るって言われたんですが。」と言って、紙を渡す。
案内人 | 「あ、はい。あちらの窓口で承っております。」 |
窓口の人 | 「はい。新幹線回数券ご購入ですね。 カードの方よろしいですか?」 |
窓口の人 | 「ありがとうございました。」 |
6枚綴りの回数券を店に持ち帰ると、何と店員は既にお金をショーケースの上に置いて待っているじゃないですか!
店員 | 「商品の方確認させて頂きますねー。」 |
私 | 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 |
店員 | 「はい。それではお金の方こちらになります。ありがとうございます。」 |
私 | 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 |
まぁ、私みたいに弱いパンピーが突っ込むところじゃないところという事で結論へ(笑)。
ちなみに、返せない額をクレジット会社から借りたら告訴され詐欺罪で逮捕されるので注意を。
後日ネットで調べたところ、過去にそういった犯例が幾つもあるようです。