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投稿実験レポートNo.169
ハンバーガー100個、マクド内で食べきれるのか?




投稿文章

●はじめに
 この実験のきっかけは、友人の1人が「仲間内で何か実験をしよう!」と言い出したことに始まります。
 「どんな実験しようか〜?」と友達数人と話し合ったのですが、いいネタが思いつくことはありませんでした(笑)
 そこで今回は、実験人の登竜門的実験(?)でもある「ハンバーガー100個」に挑戦する事に決定。

ハンバーガー100個を注文し、マクド内で食べきれるのか?
 という実験内容に決め、いざ実験〜♪


●用意したもの
・人間
中学時の仲間達8人(現在高2です)
・お金
 各自、目標個数分のお金を用意。
・デジカメ
 ハンバーガー100個の撮影の為。
 携帯の待ち受け画面をハンバーガー100個にしたいというのもあるんですけどね(笑)
・空腹感
 これは目標達成の重要ポイントです。
 ちなみに、仲間の1人は前日の夜から飯を抜くという気合の入れようでした。
・マクドナルド
 皆さんご存知の通り、ハンバーガー平日半額(2002年2月13日で終了)という最高の実験環境を提供している所です。
 今回は、我らが地元の新横浜駅前店をチョイス。


●実験
 1月2日 午後7時

 とうとうやって来た実験日
 新横浜駅の待ち合わせ場所に全員揃ったところで、実験開始!

 とりあえず全員マクドの前まで移動したが、ここで1つ素朴な疑問が沸いてくる。
 それは、『年末年始だけど、半額やってるのか?』ということ。
 平日とはいえ今日はまだ三ヶ日。半額かどうか少し疑わしいところ。
 確認する為に、T君がハンバーガーを1個買ってみた。
 T君がハンバーガーを買って戻ってくる。

全員 「「どうだった?」」
T君 「普段と一緒。130円だった。」
全員 「「まじで?」」

 そう。平日ハンバーガー半額のウィークデー・スマイルだが、12/30〜1/4は年末年始ということで半額をやっていなかったのだ。
 まったくケチだな、マクド○ルド・・・・・・

全員 「「じゃあ延期だな」」

 全員が、まずいハンバー○ーに130円も払うようなお人好しではないので即延期決定。
 1月10日に改めて実験をすることに。


 1月2日 午後7時

 Y君が部活で遅れるということで、7人が揃ったところでマクドへ移動。

 入店して、まずバイトっぽい店員を探しました。
 理由はもちろん、いいリアクションをしそうなのはバイト店員だから(笑)
 ターゲットを決め、早速注文を開始!

店員 「いらっしゃいませ。お持ち帰りですか?」
N君 「ここで食べてきます」
店員 「はい、ご注文はどうなさいますか?」
N君 「え〜と、ハンバーガー100個下さい」
店員 「・・・・・・(思わず笑い出す)
 (笑いながら)え〜っと、どうなさいますか?」
N君 「だから、ハンバーガー100個下さい!
店員 「あ、はい・・・ちょっとお待ち下さい(笑)」

 ここで、このバイト店員が店長らしき人物に、こんなことを聞く。

店員 「あの〜。ハンバーガー100個って、できますか?」
店長 「できるよ」

 あまりにもあっさりと答える店長。
 さすがマクド。

店員 「それでは、ハンバーガー100個ですね?」
N君 「はい、100個お願いします」
店員 「はい・・・」

 そう言って、レジを打ち始めるバイト店員。

店員 「え〜と・・・・・・」

 100個のレジ打ち方法を知らないバイトは、困惑している様子。
 バイトの周りに、店長や他のバイト店員が集まってくる。

店員 「どうしたらいいんですかね?」
店長 「えっとね。99個と1個に分けて打つんだよ。」
店員 「あ、はい・・・」

 あいかわらず冷静な店長。
 店長さん、もっといいリアクションしてよ!(笑)

 その後、T君が100個を99個と1個に分けて代金の支払いを終える。
 そしてバイトが厨房にオーダー。

店員 「(厨房に向かって)ハンバーガー100個お願いします!」
厨房 「え!?また100個!? Σ( ̄□ ̄;」

 最高のリアクションに一同は爆笑
 そう、ここの店には過去にもハンバーガー100個を頼んだ勇者がいたのだ!
 こんな馬鹿をする人が、他にもいたとは。いったい誰が・・・・・・・・?

 って、実は私達なんですけどね(笑)
 実は私達、過去にこの実験(の練習w)をやっていたのです。
 しかし、前回は100個完食には程遠い結果でした。
 そう、今回の実験はリベンジなのです!

 領収書(100個買った証拠)を受け取り、席に着く一同。

ハンバーガー×100

 席は、当然目立ちそうな場所をチョイス。
 こういうのは他人に見られてナンボですから(笑)

 注文から約5分で、とうとう第一陣の20個が運びこまれる。
 それからも次々とハンバーガーは運び込まれ、約30分経過したその時、トレイ10個、ハンバーガー100個が、ついに揃ったのです!

 100個を並べてみたが、やっぱり凄い光景でした。
 もちろん食べる前にデジカメでこの光景をしっかりと収めておきました。

ハンバーガー×100

 その後、部活で遅れていたY君も揃い、本当に実験開始!

 序盤から順調に食べ進める一同。
 その後も、周りの笑い声や蔑んだ目線を楽しみながら、一同はハンバーガーを食べ続けたのでした・・・・・


●結果

 目標個数と、実際食べきった個数を表にすると、こんな感じです。

 目標個数食べきった個数
T君12個12個
H君12個6個
Y´君12個10個
K君20個20個
S君12個9個
N君12個10個
H君12個8個
コフ12個6個

 結局、今回8人で食べきれたのは81個でした。


●考察・感想
  • ハンバーガー100個を注文し、マクド内で食べきれるのか?
     私達8人の中には大食いのK君がいたので、なんとか1人平均で10個は食べることができました。
     しかし、結局食べきれたのは81個。100個完食はなりませんでした。
     よって、8人では不可能!

  • では、何人ならハンバーガー100個を完食できるか?
     結果より、普通の人はだいたい6〜9個。そこそこ食べられる人で約10個、大食い自慢の人はそれ以上食べきることが出来ることが判明。
     これより、10人以下だと100個完食は厳しいという計算になります。
     完食を目指すなら10人以上は欲しいところです。

  • 100個のハンバーガーの質は?
     言ってよいものかどうか知りませんが、マ○ドで大量注文をすると個々のハンバーガーの質は 確実に下がります
     100個の中にも、手抜きハンバーガーが結構ありました。
     玉葱がほとんど入っていないモノ、ケチャップがほとんど無いモノ、肉が著しくずれているモノ‥‥
     極めつけは包装が上下逆のモノといった、普段あまり見ることの出来ない奇特な形状のハンバーガーを拝むことができました。

  • 100個挑戦中、周りの一般客の反応は?
     そりゃあもう、ハンバーガー100個というのは異様な光景以外の何物でもありません。
     周りの人も、こちらの期待通り(?)にジロジロ見てきます。H君が辺りを見回したところ、多くの方と目が合ったそうです。
     前回100個をやった時は、女子高生が写メール携帯でハンバーガー100個の光景をこっそり撮っていたりもしました。
     実験人としては嬉しい限りなんですけどね(笑)
     ということで、ハンバーガー100個には多くの人を引き付ける魔力があるようです。

  • ハンバーガーを大量に食べるコツは?
     ここからは経験談になりますが、ハンバーガーをひたすら食べ続けるというのは、思ったより辛いことです。
     当たり前ですが、ずっと同じ味の物を食べ続けなければならないからです。
     しかも味が・・・・・・(自粛)。
     水だけでハンバーガーを食べ続けていたので、いくら水を飲もうと口の中はハンバーガーの味。ある程度食べると、味に飽きてきます。
     そしてさらに食べ進めると、脳がハンバーガーの味を拒絶し始め、口にしたハンバーガーをなかなか飲み込めなくなってしまいます。
     記録狙いなら、飲み物は頼んでおいたほうがいいでしょう。
     


    ●感想
     正直、実験前は100個くらいならいけると思っていました。
     しかし、結果は81個。
     今度こそ成功すべく、気合を入れ直して再度挑戦したいと思います。
    オマケ実験
    「マクドで氷無しの水を頼むことはできるのか?」

     これは今回の実験の時に、水を頼んだ時の話です。
     せっかくの機会なので、氷なしの水を頼んでみることに。

    店員 「いいですよ」
    店員 「氷無しは、ちょっとできないんですよ〜」
    店員 「熱湯に氷を入れて冷ましているので、氷無しというのは出来ないんですよ」

     結局運ばれて来たのは、いつも通りの氷入りの水でした。
     マクドで氷無しの水を頼むのは無理のようです。

     ちなみに、マクドでハンバーガーなどを単品で頼んだ時、「お水いただけますか?」等と言えば、たいていの店ではお水を出してくれます。
     親切なお店だと、単品注文の時に「お水いりますか?」と向こうから聞いてきてくれます。


  • 管理者の意見,感想

     このハンバーガーでございますが?
     100個の大量注文のお陰で擦り切れ、変色し、ケチャップが滲んでいるのでございます。
     しかしですねぇ、それはこの店がまだ未熟だからでございます。
     薄皮を貼り重ねていくように功を練りつづけ、いかなる条件にも屈することなく筆舌に尽くしがたい瞬間を長く堪えた者のみが身につける人ならぬ速力!
     その速さを身につけた時、彼らの手足は大量のパンバーガーをまるでブロックのように正確に作成してゆくのでございます!!

     ‥‥元ネタ説明面倒臭いので、分かる人だけ分かってください。

    by 神楽坂博


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