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投稿実験レポートNo.148
果物 DE BASEBALL




投稿文章

 当時 クラスメイトの子が野球漫画を描いていた。
 その漫画の中で、野球チームのボールがなくなったのでリンゴ等の果物をボール代わりにして投げていたシーンがあった。
 そして中三の夏休みに友人のバカM君(後にこいつは阪大へ・・)が言った。

果物とかで野球しようぜ!
すると・・・・・
「「「「「「「「「「「「バカ?」」」」」」」」」」」」
 みんな(12人ぐらい)は言った。
 しかし結構面白そうなのでやってみた


 まず、リンゴ、パイナップル、ミカン(結構腐っている)梨、シュークリーム(21個入り)でやってみた。
 そして公演でいざプレイボール!

 まず始めはミカンから。
 ピッチャーは野球部を引退したがスピードが速い!
 そして記念すべき第一球・・・

「べチャ・・・・・」
 ミカンは俺のバットの芯の異部分を見事捕らえてたが、このときは真夏で気温30度前半・・・
 正月の鏡餅の上に乗ってるみかんより腐ってるそれは、見事に粉砕した・・・
 ミカンは第一球でボツ!。しかしミカンがつぶれなかったらいい当たりであった。


 さて、次はパイナップル
 これは缶詰でない本当のパイナップルなのでなかなかストライクゾーンに入らない・・・・・。
 ピッチャーのS君はとげが刺さって泣いてしまう勢いだった。
 とりあえずこのパイナップルはストライクが殆んどはいらなかったのでボツ。


 続いては本命リンゴ・・・
 これはなかなか良くて大きいのでバットの芯を捕らえやすく、3回表までは順調にいった。
 しかしH君の打った打球はピッチャーライナー。
 パイナップルで半べそのS君がグラブで取った瞬間・・

「パコーン・・!!!」
 見事に砕け散った
 S君のグラブはあの巨人の原辰則の新品モデルだったが、リンゴまみれになったのであまりのショックで彼は家へ帰ってしまった・・・・・・

 さて続いては
 これはリンゴと似ているが水分を多く含んでいるので2回ぐらいで砕けた・・・

 そしてラストはシュークリーム
 しかもプチシュー。
 これがなかなかキャッチャーまで届かない。ファーボールの連発だった。
 しかもこのシュークリームは空気の抵抗をものすごく受けるので、思いっきり曲がる・・。
 ある意味最大の球だ。
 しかし一発で潰れる・・
 まあ21個あったので何とか1回は持った。

 そしてすべてのものを投げて6回表2アウト位までで、結果12−8。
 かなりいい試合だった(打たれすぎ)
 もうこんなことは一生やりたくない・・

 夏休み明け・・
 パイナップルのとげが刺さったS君は怒っていて一生口きいてくれなかった。
 彼は確かにかわいそうだったが、それよりキャッチャーをやっていたリンゴや梨、シュークリームまみれになったY君は本当に可哀想だった。(彼のキャッチャーミットなんかもうグチャグチャ・・・・)


●結果
リンゴが一番長持ちして、変化球重視ならシュークリームが最適。
ポジションは外野がいい(飛んでこないから)
チビッ子は真似をしないように。
ちゃんとしたボールでやりましょう!


管理者の意見,感想

 この実験の教訓は‥‥
 「仲間内で野球をする時はファーストが一番楽でいいぞ!」
 です。
 キャッチャーは走らずに済むけど、ずっと座りっぱなしは結構しんどいし、ずーっと球うけるのも大変。やめようね。
 なお、食べ物は大切にね。

by 神楽坂博


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