レポート提出日 | : | 2001年12月2日 |
実験日 | : | 1999年夏頃 |
レポート作成者 | : | DIG |
でも、ある時思いました。
思い立ったが吉日。
予備校に行く予定を変更して、実験することにしました。
代々木に予備校があったので、すぐ近くの新宿で決行。
道行く人100人ほどに声をかけてみようと思います。
僕 | 「すいません。ちょっといいですか」 |
リーマン | 「・・・・・・(すたすた)」 |
僕 | 「すいません。ちょっとお時間いただいてもいいですか?」 |
リーマン | 「時間ないんで」 |
僕 | 「そんなにお時間取らせませんので」 |
リーマン | 「・・・・・・(無視)」 |
と言うわけで、二人目のターゲットはおばちゃんにしてみました。
僕 | 「すいません。ちょっといいですか?」 |
おばちゃん | 「はい?」 |
僕 | 「ちょっとお時間いただいてもよろしいですか?」 |
おばちゃん | 「どのくらい?」 |
僕 | 「ほんの1分ぐらいなんですが・・・」 |
おばちゃん | 「そうなの?で、なに?」 |
僕 | 「私の幸せを祈ってください」 |
おばちゃん | 「・・・・・・・」 |
思いつきでやった事だったんでイヤになりかけましたが、予備校サボって暇だったんで続行することに。
三人目、OL風のおねぇさん。
僕 | 「すいませ〜ん。ちょっといいですか?」 |
おねぇさん | 「なんですか?」」 |
僕 | 「もしよろしければ、一緒に私の幸せを祈って欲しいのですが」 |
おねぇさん | 「(大爆笑)」 |
僕 | 「それほどお時間はかかりませんので」 |
おねぇさん | 「・・・ねぇ、これなんかの罰ゲーム?」 |
六十二人目ぐらいで、おばあちゃんに声をかけました。
別に狙って声をかけたわけではなく、たまたまそこにいたんで。
僕 | 「すいません。ちょっといいですか?」 |
おばちゃん | 「はい。なんでしょう?」 |
僕 | 「私の幸せを祈ってください。」 |
おばちゃん | 「いいですよ。幸せになれますように。」 |
僕 | 「ありがとうございました。」 |
おばちゃん | 「いえいえ、いいんですよ。 辛いことがあったとき、悲しいことがあったとき、いつかは幸せになれるって思って生きていれば必ず幸せはくるんですよ。 だから、頑張ってくださいね。」 |
あと一人で百人斬り。
気がつくと、すっかり夜も更けてしまっていました。
どうせなら、百人目は変わった人でいきたい。
狙いは・・・外人さんだ。
とはいうもの、まったく英語がしゃべれない僕(受験生です)。
外人に話しかける事なんか出来るはずもありません。
百人目は黒人さんでした。
黒人さん | 「ドウ?ドウ?イイコイルヨー?」 |
僕 | 「あの、ちょっと、いい、ですか?」 |
黒人さん | 「ナニ?」 |
僕 | 「僕の幸せ祈ってもらえませんか?」 |
黒人さん | 「OK!OK!カモン!シアワセナレルヨー♪」 |
僕 | 「いや、そういうことじゃなくて・・・」 |
黒人さん | 「イイカライイカラ!シンパイナイヨー!!」 |
祈ってくれた | 5人 |
話を聞いたうえで逃げた人 | 5人 |
話を聞かずに去った | 89人 |
話を聞いたうえで理解せずに店に連れ込もうとしたガタイのいい黒人さん | 1人 |
思ったより多くの人が祈ってくれて嬉しかったです。
なお、次の日は憔悴しきって家で寝てました。
ねらい目リスト
by 神楽坂博
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