●詳細

開催日時	：	2001年11月11日、正午
参加者	：	４名（男３，女１）
開催場所	：	新宿アルタ裏のマック
度胸	：	★★★☆☆
ストレス	：	★★★★★
面白さ	：	★★★★☆

●主に用意したもの

• ククレカレー
• 大人のふりかけ
• 梅ジャム
• ヨーグルト
• プリン
• SPAM(コンビーフ風の肉の固まり)
• ハラペーニョ(青唐辛子のタバスコ)
• マシュマロ
• ナタデココ
• メンマ
• ピザポテト
• フリスク(スースーする奴)
• サケおにぎり
• ハンバーガー16個

●実験

　今回はマックの新商品を開発するために、精鋭とともに新宿に繰り出した。
　最初に食材をGET すべく、新宿のコマ劇場の通りにあるドンキホーテに向かった。

　店に入った瞬間に、目の前に駄菓子コーナーが！

「こ、これだ！！」

　と一番最初に手に取ったのが【梅ジャム】。
　スタートからハンバーガーに掛けたらやばそうな物をGET 。
　その後地下の食料品売り場に行き、食材を買いあさる。

　まず最初に手に取ったのが、普通に食べられそうな【ククレカレー辛口】をGET ！
　その後参加者の男Sが持ってきた【滑らかプリン】をGET した。

　この時点でまともに食えそうなのはカレーだけだと思い、そんなに味の質感を損なわないものを探す。
　その瞬間、俺の目に飛び込んできたのは【メンマ】。とりあえずGET ！
　その後、男Tが持ってきた【スパム(300g)】【ナタデココ】をカゴに放り込む。GET 。

　他に何か無いかと物色していると、男Tがヨーグルトのかなりでかい奴を持ちながらニコニコと歩いてくる・・・。

「いや、そんなに大量に実験しなくても良いじゃん・・・」

　となだめると小さな小瓶のヨーグルトに変えてくれた。
　【小瓶のヨーグルト】GET ！

　他に調味料風のものを探していると、マスタード・タバスコ・にんにくおろし・ハラベーニョなどが並んでいた。
　本当はタバスコを行きたかったのだけど、俺が辛いものが一切駄目なので却下。
　にんにくは後始末が悪いので却下。
　マスタードは普通においしいと思うので同じく却下。
　適度な辛みを含んだ【ハラペーニョ】をGET することにした。

　基本的においしく食べてたいので、案外無難な、【大人のふりかけ】4色セットもGET した。

　その後、男Sが【サケおにぎり】【ピザポテト】【マシュマロ】【フリスク】を持ってきて商品をもって一路レジへ。

　材料費自体で2500円程度だった。
　高いのか安いのかはかなり謎な値段。

　その後、マックへ移動。
　飲み物を買う金が有るんだったら、と思い、とりあえず【ハンバーガーを4個】GET ！
　日曜日だったので４個で546円（消費税込み）。

図１　ハンバーガー４個購入

　それでは、新商品開発スタート！
　まずは一人一個持ち各自で組み立てる。

Round １

• 俺：梅ジャムハラベニーニョバーガー（★★★）
  
• 男S：マシュマロバーガー（★）
  
• 男T：プリンバーガー（★★★★）
  
• 女T：わさびふりかけバーガー（★★★★）
  

(★は評価。５点満点)

　FIRSTBATTLE のため、軽く行こうと思いこのトッピング。
　俺の梅ジャムは案外さっぱりした味付けで、普通にトッピングとして楽しめた。

図２　梅ジャムハラベニーニョバーガー作成中

　プリンバーガーは、マックシェイクとハンバーガーを一緒に食べた感じかな。
　これも全然普通、ちょっと甘いくらいです。

図３　プリンバーガー作成中

　ふりかけバーガーはふりかけの海苔のりの味の強さが凄く、でも、そんなにひどいものではなく、パンにふりかけを掛けた感じであろうか（そのまんま）。

　問題のマシュマロバーガー。
　これは、正直合わない！
　こんなにミスマッチなものもなかなかないだろう。
　マシュマロはあったかいと溶けることが判明。
　勉強になりました。

図４　ハンバーガー補充し、次ラウンドへ

Round ２

• 俺：ヨーグルトバーガー＆ナタデココヨーグルトバーガー（★）
• 男S：ナタデココバーガー（★）
• 男T：鮭おにぎりバーガー（★★★★★）
• 女T：メンマハラベニーニョバーガー（★★★★★）

　ラウンド２で注目すべきは、ハラベニーニョバーガー。
　マックの触感の中にコリコリしたものがピクルス以外に存在しないので、さらに、触感をUPさせ、尚且つそこにハラベニーニョを掛けるとゆう、大胆な作戦！！
　作った後早速試食！

「おや？？？」

　みんなが首をかしげる。

「この味って？？」

　そうです！メンマの触感＆ハラペーニョを足すと、【ピクルス】だった・・・。
　簡単につくれる、ピクルス大盛りバーガーと化していた・・・。
　メンマ単体でもおいしいことは確かなのでお勧め。

図３　メンマハラベニーニョバーガー

　サケおにぎりバーガーは普通のライスバーガー(ライス冷た目)。
　全然普通に食べられる。
　やる人が居たらお勧め。

図３　サケおにぎりバーガー

　ナタデココバーガー(肉入り)
　ナタデココヨーグルトバーガー(肉抜き)
　ヨーグルトバーガー(肉抜き)

　この地獄の３種類を作った結果、『どんな物でも肉は必要なんだ！』と確信した。

図３　ナタデココバーガー(肉入り)

　これは俺も意外な結果で、肉のような不純物が無い方がおいしく食えると思ったのだが、パンズ＆その他のソースをマッチさせるとおいしくない！
　そこに肉が入ると、肉の味である程度ごまかされることが判明。
　触感としては、肉が入っていないとかなり気分が悪くなる・・・

　ここで、参加者の唯一の女の子のTさんが帰宅。
　用事が有ったための退出なのか、この企画はヤバイと思っての退出なのかは不明・・・

LAST BATTLE

• 俺：カレーヨーグルトハラペーニョバーガー（★★★）
• 男S：フリスクメンマピザポテトハラペーニョバーガー（星なんかやらん！！）
• 男T：SPAMバーガー（星なんかないよ！！）

　最後の戦いは苦痛の戦いだった‥‥。

　俺が作ったカレーヨーグルトハラペーニョバーガーはまだ普通。
　だが、唯一の難点は、「ヨーグルトの酸味が強い＆俺が辛いものが食べられない」、とゆうことぐらいであった。

図３　カレーヨーグルトハラペーニョバーガー

　問題は残りの２つである。

　SPAMバーガーはアメリカではメジャーな食べ物なんだけど、SPAMを切る＆焼くが出来ないために、ピンク色のままのSPAMをそのままハンバーガーに挟むとゆう、豪快な技に。

図３　SPAMバーガー（右） 　　＆ TERAテラ MACマック？？（左）

　普通のステーキ300gであれば成人男性なら食べることが可能だと思う。
　ただ、今回はSPAMなのである。
　肉の表面には牛の油がべっちょりとまとわりつき、肉の個性大爆発である。

　大きさ的にはまず一口では上から噛むことが出来ない。
　ほとんど横にかぶりつく感じであろうか。
　それを食べ始めてから同時進行で、男Sが、【フリスクメンマピザポテトハラペーニョバーガー】(別名：最終兵器ラスト・ウェポン)。
　これは何が問題だったかというと、フリスク１箱（多分50粒）を一気に入れたために、ちょっと離れてもフリスク臭い・・・。

図３　フリスク１箱‥‥

　一口目を食べようとした瞬間、この匂いは・・・。
　病院の匂いだった・・・。

　と思いながらも、この企画の幹事としては食べないわけには行くまい。

　一口食べてみる。

ガリッ！

　やばい！！
　ハンバーガーにこんな触感が有って良いはずが無い！！

　次の瞬間体中に1000匹の亡霊が取り付いたかのように、なぜか痙攣まひしてしまった。

　飲み込めない・・・飲み込んでは行けない！！
　こんなもん食ったら死ぬぞ！！
　何度も自分に言い聞かせた。
　しかし、ここで出したら、顰蹙ひんしゅく物だ。
　と、水を持ち流し込む作戦に出た。

　この俺の浅はかな行動が、最悪の事態を招いた・・・

　フリスクは水に溶けます！
　はい！これテストに出ます！！

　次の瞬間口の中に、フリスクのさわやかな味と、なんだか分からない異常なものの味が複合して、それはそれは世にも恐ろしいものを見た感じでした。

：

　なんとか飲み込み終わったものの、それから意識がと切れがちになった・・・

●結論

　マックのハンバーガーは案外なんでも大丈夫です。
　ただし、それはあくまで人間が食べることが出来ると言う意味で。
全体的に決しておいしいものではなかった。

　どれだけ恐ろしいものなのかを知りたい人は、 1粒一緒に食べてみて下さい。
　１粒でも死ねます。

実験ネタに困った時は、マクドナルドか吉野家へ行け。 　はいこれ基本。 　テスト出るぞ〜、覚えとけよ〜。 by 神楽坂博