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投稿実験レポートNo.097
山の手線外回り、一日何周できるか?




投稿文章

●はじめに
 この企画には俺は参加はしていたのですが、最初から参加していなかったので詳細は分かりません。
 この企画の幹事の「すみかん氏」からの話をまとめたものです。


●注意事項
  • あまり騒ぐと怒られます。
  • 長い間電車に乗っていると自動改札から出れなくなります。
  • 内容自体は結構地味です。
  • 鉄道警備隊を見ると隠れたくなります。
  • 電車は待ってくれない


●実験
 山の手線に朝一から乗ろうと思うと朝4時には山の手線停車駅に居ないといけないので、幹事は前日の夜から池袋で飲んでいたようである。
 その後、漫画喫茶で始発を待って乗り始めたみたいだ。
 スタート時点の参加者は4名。一緒に飲んでいたメンツらしい。

 ちなみに、俺は朝の8時半に彼女に「山の手線乗ってくるから〜♪」との 謎の電話 を受けて仕方なく山の手線に向かうために一路新宿へ。

 新宿に到着後、幹事のすみかん氏に電話をする。
 DATE 10時05分
「今どこっすか?」
「いま上野なんですよ、ちょっと早めに休憩をしています」
「次新宿にくるのは何時っすか?」
「11時12分です」
「上野の発車時間は?」
「10時36分です。」
「上野に向かいます。」 ☆ガチャ!
 あ〜、ついにこの企画に参加することになってしまったか・・・
 一抹の不安を胸に、一路上野へ。

 10時28分頃、上野駅に到着。
 幹事のすみかん氏に電話をする。

「ただいま、お客様のお掛けになった電話番号は・・・」
 や!やばい!!
 集合場所をまともに聞いてない上に、内回りなのか外回りなのかも分からない・・・

 その瞬間どこかで見た顔を発見。
 先日『じっちゃんの言う通り、ことわざ検証OFF』で一緒だった”R”氏だ。
 どうやら彼も上野からの参戦のようだ。

 とりあえず指定の時間の電車に乗り込み幹事を待ってみる。
 発車直前に、幹事が乗り込んできた。
 ぎりぎりだったなぁ〜。とおもいきや、周りを見渡す幹事。
 「どうしたん?」と誰かが聞くと、「あれ?xxxxさんがいない?」
 話を聞くと上野で乗車予定だった人が乗り遅れたようだ。
 電話をして、次の駅で待っているからと伝えて、一度降りることにする。
 なんとか合流できた。

 その後1周する間に、いろんな人が出入りを行ない、差し入れをたくさんもらった
 新宿に戻ってきたときに、参加者数名が「トイレに行ってきます」といって降りていった。
 トイレに行く場合には、中央線を使い東京か新宿で降りるのが基本ルートである(注:中央線は山の手線を東西に横切ってます)
 各駅に乗っても、トイレに行って、東京に到着して、ドトールでコーヒー飲んでたばこを吸ってからお弁当を購入して、再度乗車できるくらいゆったりしたコースである
 中央線に直ぐに乗れれば20分くらいの余裕は出来る

 しかし、問題なのは俺を誘ったくせに来ない彼女である。
 メールを送っても全然帰ってこない。
 おかしい・・・
 12時前になってやっとメールの返事がくる。
 どうやら今まで寝てたようだ。
 ちなみにその時点で2周していた俺は、

「誘っておいて自分は寝てるのか!」
と頭にきたが、とりあえずメールで12時26分の高田馬場で乗ってくるように指示をしておいた。

 4名ほどでトランプを始めてみた。ババ抜き
 山の手線の中でババ抜きをやったのはわれわれが初めてではないか?
 初めてであろう
 その上『ダウト』までやってしまった。
 一般のお客さんは笑いながらこっちを見ているがたいして気にもせずに、誰かの家でトランプをやってる状態で結構楽しめた。

 その他、山の手線の東側は人が少ないので1車輌ダッシュとか、吊革ケンスイごみ箱ダッシュ(説明参照↓)等を行なう。


注:ごみ箱ダッシュとは‥‥
 トライアル企画で、1両目からごみ箱までダッシュして捨ててくるというもの。もし捨てられない場合は乗り遅れます。
 駅によってごみ箱の位置が違うので、遠い駅の場合は乗り遅れる可能性が高い。
 そのほか大きな主要の駅では停車時間が長いが、マイナーな駅の場合は停車時間が短いので乗り遅れることがしばしば有る。

 13時25分頃に新宿に再び戻ってきたところで、彼女と2人で降りて映画を見に行ってきた(実験に関係ないけど・・・)

 その後映画を見て遅い昼ご飯を食べた後、再び山の手線へ。
 17時05分に新宿に到着する電車に乗り込む。その瞬間圧倒されたのは、参加者が20人を超えていたことだ

「うへ〜、暇人も居るものだなぁ〜」
って思ったが、その中の一人だってことに気がつきちょっと気分は鬱だった・・・

 その後、2周した後、俺と彼女は撤収したのだけど、どうやら幹事とあと数人は終電まで乗り続けたようである。
 警備員の人に目を付けられて電車を降りたり、別のOFFに参加してた人が乗ってきたり、途中で飲みに行ったりした人もいたらしい。


●実験結果
 山の手線の終電は1時過ぎだったので、その時間まできっと乗っていたのだろう。
 結果は16周できたそうだ。
 1周1時間の計算でも16時間。実際は朝の4時〜翌日の1時で、活動時間は21時間との計算になる。

 一人では絶対に出来ない企画だと思う。
 入れ替わりいろんな人が出入りしていたので間が持つのだろうが、実際に小人数で行なった場合は、まず最後までやり遂げられる人は居ないと思う。
 一日で5時間ほど山の手線に乗っていただけでも疲れたのに、16周も乗った幹事は正直すごいと思う。


 ちなみに次回は2001年12月31日〜1日だそうです。
 山の手線は大晦日は夜中も動いているので、2日でどれだけ乗れるかを計画しているのだと思われます。
 年越えでこんな事をやってる馬鹿を見つけたらきっと彼らです。

 あと内回りは8月に終了しています。


管理者の意見,感想

 この実験、実際にしようと思ったことがあるの、私。
 でも、「楽勝だしハプニングもなさそうで面白くない」って思ったんでやめたんだけど‥‥。
 実は思った以上の奥の深い実験だったのね。
 反省!

by 神楽坂博


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