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投稿実験レポートNo.066
『みぞおち』圧迫で気絶させる!+1




投稿文章

 私が中学1年の頃、ちょっと悪ぶってる子達から危険な技を教えてもらいました。
 その技とは、

「『みぞおち』を圧迫して気絶させる」
 と言うものでした。
 っと言う事で、さっそく教えてもらって5分後に実行に移しちゃいましたY


●条件
 実験場所  :中学の廊下(人通り多数)
 用意したもの:命知らずな中学1年生(元気!)


●実験方法
  1.  まず気絶させる相手をしゃがませます(ウ○コ座りでオッケー)。
  2.  しゃがませた人に地面を見させて、見やすいところに十円玉を置くかつばを吐き、それを1分ほど凝視させます。
     この時大きく息を吸ったり吐いたりを繰り返させます。
  3.  最後に1分経った時に立たせ、思い切り息を吸わせる(吐かせるだったかも?)
  4.  そして「みぞおち」を手のひらで圧迫します!


●実験
 実験台として野球部でいつも少し小バカにされていたN君が選ばれました。
 普通不安に思ってオロオロしたりしても良いようなものなのに、彼はまるで宇宙飛行士がロケットに乗り込む時のように堂々としていたように記憶しています・・・

 彼は壁を背にしてしゃがみこみ実験が始まりました。(もちろんこのときは実験という意識はありませんが・・・)
 2クラス分の男子生徒が見守る中、息を大きく吸ったり吐いたりと呼吸を整え、1分が過ぎ立ち上がらせ、ついに「みぞおち」を圧迫しました!!

 実験台のすぐ近くで見ていたけれど、最初どうなったのか、何か変化があったのか分かりませんでした。
 5秒くらいたって「何もないなー 失敗かな?」と思った時に急にN君が崩れ落ちました
 見てた男子生徒の間からどよめきが起こり、

「おいおいN大丈夫かよ」
「ヤバイんちゃうん・・・」
 と結構な大騒ぎになっているにも関わらずN君は起きません。
 10秒以上経っても意識を取り戻さないので、「ヤバイ!!」ってことで体を揺すったり、顔をつねったりして何とか起こすことができました・・・

 そしてN君に感想を聞いて見ると、長時間意識を失っていたような感じがして、オマケに夢まで見ていたそうです。

 このN君がやった後、

「簡単に人を気絶させられて面白いやーん!Y
 と一気に1年生全体に広まり、ついには私が通っていた塾でまでこの技が使われるようになりました・・・。
‥‥続く


●結果
 この方法で実際に人を気絶させられることができると確認できた。
 ついでに中学生くらいの男の子ってスゴイ命知らずであることも確認できた。


●結論
 当時はみんなで「スゲー」「おもしれー」っと言ってしてましたが、今から考えると面白くもなんともなく、ただ危険なだけなので絶対実行しちゃダメっす(^-^;


実験レポ続編
『この技(みぞおちを圧迫して気絶させる)はどのくらいのスピードで伝わるのか?』


●条件
 こちらはやってみようと思ってしたのではなくて、たまたま高校になってからクラスメートと中学の時の話(こんな危ないヤバイことしでんでーという自慢話)をしていた時のことです。

 友達が話す番になって話を聞いていると、なんとあの「みぞおち気絶技」じゃありませんか!!
 この時そっこーで話をさえぎり、私も知っていると伝えました。
 どんな方法だったかとかを2人で話すと全く同じ方法でした。

 私がこの技を知ったのが中学1年(1992年)、友達がこの技を知ったのが中学3年(1994年)
 つまり、私の学校から伝わって行った事になります。

 高校でウワサなどがあれば、すぐに広範囲に広まりますが(電車で通学していたりするし、中学生より交際範囲が広い)、中学では限られた範囲の外の人と交わる事が少ないのでなかなか伝わらないようです(学校外の同い年の友達と言えば、塾の友達くらいでしょう)。

 私が通っていた中学から友達が通っていた中学まで直線距離にしておよそ20キロ強なので、中学生の話が伝わるスピードは10km/年くらい(アバウト過ぎ(^-^;)であると思います・・・

   推測ですがこの技が伝わったのは、

A中学→Y塾→B中学→Z塾→C中学→・・・・
 というルートであると思います。
 実際この技を教えてもらって、すぐに塾友達に教えてみんなで遊んでいました。
  


●結果
 中学生が話を伝えるスピードは10km/年


●結論
 10km/年だけど、ちょっと遅すぎるような気がします。もしかしたら遠回りしているかもしれませんね。  それにちょっとデンジャラスな技なので、話しにくくてなかなか伝わらなかった地域があったり・・・
 今頃どこら辺りまで伝わっているんだろうと黄昏ながら(?)、終わりますm(._.)m。


管理者の意見,感想

 お決まりの文句を言わせて貰います。
『このレポートの内容を真似しないで下さい。もし真似した場合、結果に付いて当HPは一切責任を負いません』
 ‥‥でも、結構面白そうだし真似たい気も‥‥、ちょっとだけ‥‥。

by 神楽坂博


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