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投稿実験レポートNo.028
4輪原付(MC-1)でしまなみ街道を渡ってみる




投稿文章

●序文

 唐突だが、俺の愛車は原付である。でもタイヤは4つ付いている。
 別に3輪原付のサイドカー付属*1な訳ではなく、そういう車なのである。詳しくは製造元のHPを見て頂きたい。というか見て頂かないとこの先の文章の意味がわかりません。

 リンクを辿るのが面倒な方の為に一応簡単に説明すると

  • 49ccの2ストエンジンを搭載した4輪車
  • 車両法上は原付なので、原付ナンバープレート
  • 道路交通法上車なので、要普通乗用車免許
  • 小さい、ミゼットミニより小さい
  • でかい、宅配ピザのバイクよりでかい
  • 速い、法定速度MAX60km/hで原付(30km/h)を上回る
  • 遅い、アクセルをそこまで踏んでも50km/hが限界
  • 安い、原付保険でOK。車庫証明や重量税車検不要
  • 高い、約40万円の原付。よく壊れて維持費がかかる

 分かって頂けたでしょうか?、多分余計判らなくなったと思います。
 では製造元のHPを(バキッ)

 ところで、四国と本州を結ぶ「しまなみ街道」が1999年5月に貫通*2した。北海道よりも人口の少ない四国に3つも橋をかける意味がどこにあるのか、愛媛出身の俺にも分からない。
 が、それはさておき、この「しまなみ街道」は「徒歩・自転車でも渡れる橋」だそうである。

 そこで、世間一般の原付の概念を超えたこの「原付車」で本当にしまなみ街道が渡れるのか、帰省した*3ついでにチャレンジしてみた。
 なお、この文章は1年以上経ってから記憶とwebの情報にのみ頼って書いているので『うそ偽り』が含まれている可能性があります。


●前準備品
  • ガソリン(当たり前)
  • 防寒具(エセオープンカーなので寒い)
  • 現金(橋を渡るときに本四公団職員の袖に入れる金色のお菓子…ではなく、渡橋代兼昼食代)


●実験方法

 四国側の今治ICから本州尾道ICへ、マッポ(死語)の抑止を振り切って高速道路に強制乗り込みし、風のように去り、伝説を刻む…のは無理だから却下
 一般道から標識を確認しつつ四国側の今治から本州尾道渡り、また戻る。


●予想結果

  • 車体に擦り傷を作る(55%)
  • 自動車防止用のポールに遮られ、引き返す(31%)
  • 疲れる(13%)
  • 未知数の何かが起きる(1%)


注)
*1 原付にはサイドカーは付けられませんモドル
*2 正確にはこの時点では橋ができて通行はできるけど、一部島内の一般道を使うので全面開通ではないモドル
*3 この経緯は「4輪原付をフェリーに乗せてみる」を参照(まだ書いてません)モドル


●実験

1999年5月前日
 ニュースで開通したばかりのしまなみ街道を報じている。
 おぉー、出来立てだけあって注目度は抜群。なんか開通記念イベントもいろいろ開催していて面白そう。

1999年5月当日(早朝)
 帰省先の新居浜を出発。
 道は知らないが、とにかく国道を西に向かう。方向さえあっていればなんとかなるっしょ
 ちなみに地図はもってない。

1999年5月当日(朝)
 目的の橋まであと少しらしい…が、渋滞に巻き込まれる。どうやらみんなお目当てはしまなみ街道らしい。
 うーん、みんな暇ね(おまえモナー)。
入り口(今治)
 やっとついた。まずは入り口はどこかな〜。他の車の後を追って…ってここから高速じゃん!、入れねーよ。無理やり入っても最高出力60km/h(下り坂限定)だし。
 しかたない、引き返す…にしても、どこまで戻ればいいか分からない。
 インターチェンジ入口の事務所にでも聞いてみるか。

「すいませーん」
職員 「はいはい」
「ここ以外で車の入る道はどこですか」
職員 「???」
 
 まあ、自分でも意味不明な質問であることは判っているので、こんな事もあろうかと準備しておいた車のパンフレットを見せる。
 
「こ〜んな(パンフを見せる)車なんですが、原付用の道か車用の道かどっちを走ったらいいか判らなくて」
職員 「これ?(パンフを見る)、これか〜?(パンフを見る)」
「ここ以外で車の入る道はどこですか」
 
 おお、やはり職員は奥に行って何事か相談しているぞ。
 ふふふ、硬直化した画一主義的管理社会に亀裂を入れる瞬間は愉快だのう(歪んでいる)。
 
職員 「とりあえず、道を戻って自転車のマークがあるからそれに従って進んでってよ」
「じゃ、自転車用のところでいいんですね?」
職員 「一応原付だしねぇ」
「はい」
職員 「原付用の道があればそっちを通って、なければ自転車用を通って」
「判りました」
職員 「このパンフコピーさせて貰っていい?」
「いいですよ」
職員 「いやぁ〜、こんなのが来るとは思ってもみなかったよ」

 そんな訳で無事道筋を聞き出し、ついでにしまなみ街道のパンフをGetして橋を渡るのであった。


*以後は「どこ(の橋,島)で何があったのかよく覚えていない」ので、印象に残ったトピックスのみ列挙。

橋の出入口(その1)
 あ、柵だ………。うん、たぶん行ける。そおっとそおっと…。よっしゃ通ったぜ。

橋の出入口(その2)
 また柵…。こりゃ柵を抜けるのは無理……。いや、路肩から行けば大丈夫そうだ。
 飛ばすぞぉ((c)カリオストロの城)。

橋の出入口(その3)
 やっぱり柵か。隙間も狭いし路肩からも行けそうにない…が、この柵、抜けるよな。よいしょっと(すすすすすすすぅ〜っぽん)。

橋の出入口(その4)
 ここも柵か。いままでの
	‖‖‖‖‖
 型と違って今回は
	 ∩∩∩∩
	∩∩∩∩∩
 だから隙間は狭いし、路肩は用水路だし、柵は抜けそうにないし、ここまでか。
 ごめんよ!みんな!ここまでがんぱったけどだめだったよ。
 さぁて、引き返すとする………?!
 
  1. 用水路の上に網を渡して花壇を置いてある
  2. 網は頑丈そうなので使える
  3. 用水路の向こうは私道らしく、柵はない
 
 おお神よ、あなたの御心に感謝します。風水的に水と花壇が吉だし(バカ)
 無事通れました。

橋の上(原付専用道)
 狭めーよぉ。対向車が来ると、止まっていないと危なくて擦れ違えない。
 開通直後のことだけあって自動車用の高速道は「大渋滞」。だけど原付専用道はスッカスカ。止まったまま動かない自動車の列を尻目に「ふっふっふ勝った」と意味不明な優越感日に浸っていたのはいうまでもない。
 が、結局島内の一般道で渋滞に巻き込まれるのであった。
 うぐぅ。

帰路(尾道)
 またあの道を引き返すのか…。面倒くさい。真田さん!長々距離ワープを発明してよ!とか馬鹿なことをいっても仕方がないので引き返す。
 途中でガソリンスタンドの兄ちゃんに(車を)誉められたり、イベント帰りの小学生に指差されたり、指差されたり、指差されたり!しつつも転進し、帰路に着くのであった。
 途中、大島(最後に渡った島)で道に迷って島内一周したのは、みんなに内緒だよ(意味不明)。


●結果

 いちおうちゃんと渡れました。
 ポール引き抜き、勝手に網を借り私道を通ったのが1箇所づつあったけど。


●次回予告

  1. 4輪原付をフェリーに乗せてみる
     車を買ったは良いけれど、寮を追い出されて駐車場代が払えなくなり、田舎に里子に出す事に。
     千葉から四国は遠いぞ!一般道でなんか行けるか!だったらフェリーだ!どうなるフェリー積載?
     
  2. 4輪原付で市営駐輪場(原付可)を借りてみる
     なになに、駅前市営駐輪場…原付可!(ニヤ)。市役所へ交渉だ!
     果たして彼を待ち受ける運命やいかに
     
  3. 4輪原付は中古車販売店で買い取れるか
     もういいや、この車。飽きたし(笑)
     でも、どこで売るんだろう?普通は中古車だよなぁ?でも、大丈夫か?
 
 の3本が候補としてあがっています。
 このレポートが好評だったら投稿します。


●追伸

写真無いと見劣りしますね > ALL


管理者の意見,感想

 読み応えのあるレポ、ありがとうございました。
 10年ぐらい前はこのミニ車、原付免許で乗れたので町中でもたまに見かけたけど、最近とんと見んようになったなぁ‥‥って思ってたけど、一応あるのね。
 でも、40万円出すんやったら原付か普通のミニ買うわなぁ、やっぱり。

 
 次回候補のヤツ、2.か3.を希望!

by 神楽坂博


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