レポート提出日 | : | 2000年12月28日 |
実験日 | : | 1990年某日 |
レポート作成者 | : | − |
かれこれ10年ほど前、私はマクドナルド某店でアルバイトをしていました。
私の立場はスイングマネージャといい、社員と同じ制服を着たアルバイトです。
店番なども任される立場です。
おかげで、男の私でもカウンターで接客の経験があるわけです。
スマイルの注文を受ける話しというのは、マクドナルド内では古典的なネタらしく、社員やバイトの方々は競ってどんな奇抜な対応をしたか自慢するくらいです。
たとえば、こんな話しを聞いたことがあります。
というわけで、私の行ったスマイル対応についてお話ししたいと思います。
お客は、小学校高学年から中学1年生くらいの6人程度のグループです。
私 | 「いらっしゃいませ。 こちらでお召し上がりですか?、お持ち帰りですか?」 |
客 | 「ここで食べます」 |
私 | 「ご注文がお決まりでしたらどうぞ」 |
客 | 「ハンバーガー2つと、テリヤキバーガー1つと・・・・、 それから、スマイルください(仲間とゲラゲラ笑いながら)」 |
私 | 「かしこまりました。 申し訳ありませんが、スマイルはただいまお作り中ですので、4〜5分ほどお時間かかりますがよろしいですか? 出来上がりましたらお席にお届けいたしますが」 |
客 | 「え?、じゃぁお願いします・・・・」 |
そのグループは2階の客席にスマイル以外の商品を持ってあがりました。
私は、ほかのアルバイトとスマイルお届けの話しをしながら4分待ちました。
そして4分後、私はさっきのグループを探しに2階の客席に向かいました。
そのグループは客席入り口そばのテーブルにいました。私は手ぶらです。
私はそのグループの前に仁王立ちになり、こう言いました。
私 | 「お待たせいたしました。さきほどご注文のスマイルお届けに参りまし。」 (このとき私、歯を見せるようにニカッと表情をつくりました) |
客 | 「・・・・・・・・」 |
私が階段を降りる間、客席は静かでした。
私が1階のカウンターにつくころ、客席から笑い声が聞こえてきました。
客A | 「なんだよー、あれ」 |
客B | 「おまえがスマイル注文したからだろう」 |
その後、もちろん、この出来事は私のスマイルご注文体験として他の社員、アルバイトに自慢しまくりました。
私の大切な思いでのひとつです。
スマイル注文、店員さんもけっこう楽しみにしてるみたいだし、みなさん機会があったらやってみるのもおもしろいかもね。 by 神楽坂博
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