レポート提出日 | : | 2000年10月30日 |
実験日 | : | 1995年ごろ? |
レポート作成者 | : | KYO |
作成者のHP | : | インギ皇子とどこまでもいっしょ? |
5年前、友人10名ほどとキャンプに行くときに行った実験です。
友人のOH君と私は一緒に現地に向かって電車に乗って向かう途中、何を勘違いしたのか、1つ前の駅で降りてしまったところから実験が始まった。
間違えて降りたことに気が付き、駅のホームで時刻表を見ると次の電車が来るまでに45分待たなければならなく、「隣の駅まで歩いたほうが早いな」と思い歩き始めたのだが、直ぐに俺もOH君も方向音痴と気付き線路を歩くことに決定した。
確かに線路を歩けば間違いなく隣の駅まではたどり着ける。ただそれだけの安直な考えで、隣駅まで歩き始めた。
しかし、田舎に住んだ事のある人ならわかるが、田舎の1駅は異常に長い。
都内の1駅は15分も歩けば隣の駅にたどり着ける。距離にして1.5Kmくらいだと思う。しかし田舎の1駅は大体4〜5kmはあるのだ。
30分ほど歩いた頃だろうか。
OH君 | 「なんだか足元がゆれてない?」 |
俺 | 「う〜ん、なんとなくそんな感じはするが」 |
こんなことを話した瞬間、遠くのほうで踏み切りが鳴る音が!
俺とOH君は大馬鹿者だった。田舎の電車は単線なので、上り電車と下り電車が同じ線路を走るのである。
つまり俺たちが向かおうとする方向には確かに45分以上経たないと電車がこないのではあるが、反対側の電車は45分以内にこっちに向かってくるのだ。
次の瞬間線路の脇に避けて電車が行き過ぎるのを待っていた。
電車が過ぎ去ろうとした瞬間、社内の車掌さんに大声で怒鳴りつけられる。
ごもっともである・・・。
しかしこりる事を知らない俺&OH君、そのまま隣の駅に向かって歩きつづけた。
それから15分くらい歩いただろうか、今度は後ろのほうから、
先ほどの事があったので、今度は全力で走った。
線路の上を・・・・・・・。
大馬鹿者である。
時速70〜90kmで走る電車と時速10km〜15kmで走る人間、どっちが早いか、小学生でもできる計算である。
ある程度電車が近くなってくると再び線路の脇に逃げる。
そして再び、
同じ車掌さん???
その電車が過ぎ去った後、
俺 | 「結局電車に乗ったほうが速かったのでは?」 |
OH君 | 「微妙に負けたな」 |
微妙と言うかなんというか・・・。
結局1時間以上歩きつづけた俺&OH君。
その後電車の上を歩くと言う企画は持ち上がるが、実際に実行されることは無かった・・・。
こんな電車VS人間なんて事をやるのは、映画スタンドバイミーか鉄腕ダッシュだけだろうな・・・。
このレポート投稿者のKYOさんは、「『うまい棒』を水無しで‥‥」に続き2回目の投稿です。 by 神楽坂博
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