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投稿実験レポートNo.013
マクドナルド、ハンバーガー100個逝ってみよう!




投稿文章

 ※バカやれるのも、若いうちだけ。

 はじめに。
 この神聖にして崇高なる計画に賛同してくれた有志諸君に、まず感謝したい。
 特に、無償でコーラを提供してくれた「まろん」氏には深く感謝する次第である。
 あと、半ば強引に拉致された(笑)者も若干名いたようだが、とにかくみんなありがとう!

 では始めに、用意したものをご紹介しよう。
 熟読して今後の参考にされたい(爆)

・人手‥‥多いほど良い。
一人ではとても無理(量的に)。
勇気ある人員、もしくは気の合う仲間。
今回は拉致された者も含め、ぴったり10人。

・資金‥‥必要。
65円(ハンバーガー1個)×100個=6500円、これに消費税を足して全部で6825円。
但し、これは人員によりカバーできるので、実質一人頭700円弱。

・機材‥‥あった方が良い。
今回は、デジカメとストップウォッチ機能付き腕時計を用いた。
特にデジカメがあれば、なかなかおもしろいものが撮れる。

・勇気‥‥あった方が良い(?)。
周りを気にしてはダメ。常に平常心と的確な判断力を持つこと。
冷静さを失ったら負けである(何が負けかは定かではない・・・)

・空腹‥‥必須、又は多いほど良い。
単純計算して一人10個。なかなか全部食べることはできない。
必ずお腹は空かせておこう。

・恥‥‥‥そんなものは捨てちまえっ!!!
周りからは冷めたい視線やら、心無い陰口が聞こえてくるが、
そんなものをいちいち気にしていたら身が持たない。
むしろ、毅然とした態度で臨もう。


 で、実はこの計画、ぱあこ一人で考えた訳ではない。
 もう一人の発起人、『何太郎』氏と一緒に立案した訳だが、氏によると、「今日は用事がある、んじゃ」と、いきなり参加拒否・・・。

 10人で予定していた計画・・・、さっそくダメじゃん!!!
 一人欠けてしまったが、計画実行日をほいほいと変えるわけにはいかない。
 仕方なく、帰宅途中の某氏(本人希望により伏字)を拉致
 強引に車に押し込めると、どうやら氏もあきらめた模様・・・

 そんなわけで、意気揚揚(某氏を除き)、マクドナルドへ向かう有志10名。
 途中、まろん邸にてコーラを人数分確保
 全員合流し、早速注文に入る。。

  店員:「いらっしゃいませ、お持ち帰りですか?」
 ぱあこ:「いや、食べていきます」
  店員:「はい、ご注文はどうなさいますか?」
 ぱあこ:「う〜んっと、腹も減ったし、ハンバーガー100個

 この時、周りの空気が一瞬止まった・・・
 が、お構いなしで、すかさずタイムを取り始める。

  店員:「・・・・・・。(しばらく呆然とする)」
  店員:「は?」
 ぱあこ:「だからハンバーガー100個
  店員:「100・・・個???」
 ぱあこ:「そう。100個
  店員:「え?え?100???」

 ここで、おろおろする店員を見かね、店長らしき人物が登場。

  店長:「お客様、失礼ですが、本当に100個ですか?」
 ぱあこ:「はい、100個お願いします」
  店長:「は、はぁ、では100個でいいんですね?」
 ぱあこ:「はい、お願いします」

 店長らしき人物はバイトの子にレジをまかせ、オーダーを渡しに行く。
  店員:「え、えっと、では、以上でよろしいですか???」

 かなりビビっているようだ。

 ぱあこ:「はい、以上で」
  店員:「少々お待ちください」

 そして、レジを打ち始めるバイト。
 1.2.3.4.5.6.7・・・・・・・・・・・・・56.57.58・・・
 ピッピッピッピッ・・・、ハンバーガーばかりどんどん打ち込まれてゆく。
 ピッピッピッピッ・・・・・・・・・・・・・・

 どうやらこのレジは、まとめ打ち(×10や×20など)ができないようだ。
 並んでいる他のお客さんにしてみれば、さぞかし異様な光景だったに違いない。
 と、こんなことを考えているうちにも、ピッピッピッと打ち込まれていった。
 94.95.96.97.98.99・・・、ん?あれ?
 ここで問題が発生した。
 99以降、何回押しても100にならない
 どうやら一回の注文で同じものを100個以上打ち込めないらしい。

 一同ここで大笑い
 そりゃ、同じモンを100個以上注文する客はそうそういないわな。

 が、すかさず店長らしき人物がやってきて、

  店長:「99個と1個で別々にレジ打ちして」
  店員:「あ、はい」

 さすがは店長らしき人物。
 このような事態でも、的確に指示している。

  店員:「えっと、ではまず99個で6756円になります」
 ぱあこ:「はいはい、えっと、あ、金無いや」

 緊急事態である。

 まろん:「あ、んじゃおいらが一括で払うわ」

 まろん氏により、3秒で緊急事態を脱する。

 ぱあこ:「おっ、さんきゅ〜、じゃ、あとでみんなから700円ずつ徴収すっか」

 示談成立。

  店員:「では、残り1個で68円です」

 全て払い終えると、急に忙しくなる店員さん。
 まず、すでに出来上がっているハンバーガーを4個トレイに乗せると、

  店員:「残りはお持ちいたしますので、お席の方でお待ちください」

 と言って、4個しか乗っていないトレイを渡し、あわただしく作業し始めた。
 おいおい、4個だけ渡されてもさ・・・

 まぁ、いい。とりあえずは、

 
 ぱあこ:「あの〜、数間違えないようにお願いしますよ
 
 と念を押しておいた。
 店員の顔が引きつっていたことは言うまでも無い。

 席に戻って、タイムを見てみると、5分弱であった。
 前回の30個を計測したときは8分であったので、今回は25〜30分くらいだろうと思っていた

 10分を過ぎたあたりで、いよいよ第一陣20〜25個補充される
 それから第二陣、第三陣・・・、とどんどん補充されていき、最終的にトレイ6個、ハンバーガー100個がついに目の前に現れた!!!

 最終計測時間、驚くことに、ナント21分31秒!!!

 なんとまあ、いままでにこんな光景に遭遇した人がいったいどれくらいいただろうか?
 そんな歴史的(言い過ぎ)光景を、しかと収めておいた。
 これ(全体像)これ(真横から)である。

 当然、店内にいるのは我々だけではない。
 周りからは、驚きの声や、哀れみの目でこちらを見ている。
 うんうん。
 これくらいの反応がないとおもしろくない。

 さて、記念撮影も終わり、各員10個ずつせっせと配り始める。
 が、またもや問題発生。
 1個足りないのだ
 しっかり確認しても、やっぱり足りない・・・
 つまり99個しかない
 ってことは、上の画像は99個っつーことになってしまう。
 しかもみんな、すでに食べ始めちゃってるし・・・

 まぁ、仕方ないので、後から来た残りの1個も記念撮影(笑)
 これで、正真正銘100個になった。

 以後、20分くらい談笑しながらみなおいしそうにほおばった。
 だが、さすがに5〜6個あたりになるとつらいようだ・・・

 結局、全て食べ尽くしたのは一人だけ。
 あとは全員、袋に入れてお持ち帰りである。

 そんなこんなで、この神聖にして崇高なる計画は幕を閉じた
 まぁ、こんなアホなことは学生のうちしかできないだろうから、みんな良い(?)思い出になったに違いない。

 あと、これは後日談であるが、計画をともにした友人達数人と学食を食べていた時、別の友人から、

「200個はいつやるの?」

 と聞かれたが、一様にみな口を閉じていたことは容易に想像していただけるだろう・・・・・・。


管理者の意見,感想

 >バカやれるのも、若いうちだけ。
 ねぇ‥‥。
 30歳前で未だにバカやってるおいらって一体‥‥。
 でも、たった700円払うことで、1食と、楽しい(?)思い出が手に入るんなら安いもんですな。

by 神楽坂博


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